カテゴリー「18)Zorba The Buddha」の103件の記事

2015/06/01

地球人スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版<55>「Zorba The Buddha 」カテゴリについて

<54>よりつづく

「地球人スピリット・ジャーナル」
ダイジェスト版

<55>「Zorba The Buddha 」カテゴリについて

1)最初「Yahman Osho 2」としてスタートしたはずだったカテゴリだが、割と早いタイミングで「Zorba the Buddha」に変更となった。

2)書かれたのは2015/04/25から2015/06/01までの割りと短い期間であった。その半分は、「男はつらいよ」全48作関連が占めたため、割とスムーズにことは進んだ。

3)再読したいこのカテゴリこの3冊は次のとおり。

「なまえのない新聞」No.187 

「男はつらいよ」第29作 寅次郎あじさいの恋 山田洋次監督 

「寅さんとイエス」 米田彰男  

4)この期間の書き込みとしては、「市民農園体験記」が著しい。今後も展開し続けるはずである。

<56>につづく

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再読したいこのカテゴリこの3冊「Zorba The Buddha 」編

前からつづく

再読したいこのカテゴリこの3冊

Zorba The Buddha 」編

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「なまえのない新聞」No.187 アマナクニ 2015/05

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「男はつらいよ」第29作 寅次郎あじさいの恋 山田洋次監督 

 

「寅さんとイエス」 米田彰男  

<後>につづく

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「寅さんの伝言」 朝日新聞版 小泉信一

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「寅さんの伝言」朝日新聞版
小泉 信一(著) 2013/06 講談社 単行本(ソフトカバー): 224ページ 
No.3535★★★★★

1)お互いに「戦友」として車寅次郎という人物を作りあげてきた。渥美の急逝せ48作で幕を閉じたが、山田監督はあと2作は作りたいと考えていた。

 49作目で満男(吉岡秀隆)と泉(後藤久美子)が結婚。50作目で寅さんは幼稚園の用務員のような仕事をしており、園長役のマドンナには黒柳徹子が有力だった。p180「山田洋次監督」独楽と独楽がぶつかって勢いよく回り始めた

2)この本も3・11以後になって、なおも寅さんカムバックの一冊である。決してセンチメンタリズムにもノスタルジアにも耽っていない。

3)共演者やスタッフが中心になっているインタビュー記事がランダムに繋がっている。決してまとまりがいいわけではないが、寅という人物が、虚実を含めて、多方面から語られる。

4)3・11後に、宮沢賢治がよく語られた。よき日本的風景として、未来への希望として、はかない永遠の夢として。そして、いままで気付かなかったのだが、そのような賢治に託したような役割を、寅にも演じさせようとしていた人々がいたのだった。

5)私はそれに賛成する。というのも、結局私も手探りで3・11後の寅に会わざるを得なかったからである。

6)いみじくも、全48作目の最期のシーンは、阪神淡路大震災の跡地に踊る在日グループの円陣であった。それを意味するところは、未だに私はよくわからないが、いずれにせよ、3・11に繋がる風景ではある。

7)演じた渥美清のことを山田監督は「地球上に根っこをはやしていない宇宙人ではないか」と感じた。何もしないでそこにいるだけで笑わせてくれる。
 「いまもどこかにいるような気がするのです。
 渥美を主人公にした宇宙人の話を作りたかった。
216p 「山田洋次監督」物欲を派や親の胎内に忘れてきてしまった人間

8)当ブログにおける寅おっかけと山田監督追っかけはまだまだ続くだろう。だが、今回のカテゴリ「Zorba the Bhddha」としての寅全48作整理は、とりあえず、ここで中締めとしておく。

9)いずれかにおいて、再燃するだろう。

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「山田洋次と寅さんの世界」 困難な時代を見すえた希望の映画論 吉村英夫

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「山田洋次と寅さんの世界」 困難な時代を見すえた希望の映画論 
吉村 英夫(著) 2012/07 大月書店 単行本 270ページ
No.3534★★★★☆

1)カザンザキスがギリシャのクレタ島を訪れた時に出遭った男をモチーフにしたのが、「その男ゾルバ」であった。その対比で言えば、山田洋次が渥美清という役者と出会ったことで生まれたのが「車寅次郎」であった。

2)そのユニークで開放的なキャラクターがあってこそのストーリーであり、あるいはキャラクターこそがテーマであり、そのキャラクターを際立たせることこそ、ストーリーの役目であった、とさえいえる。

3)「寅・ザ・イエス」の喩えで言えば、寅はせいぜい「寅さん風情」であり、山田洋次は「さしずめインテリ」である。このコンビがあってこそのフーテンの寅だし、寅・ザ・イエスへの視座が見えてもくるのであった。

4)山田洋次はあえていうなら、映画の登場人物で喩えるならサクラの旦那であるヒロシに近いようなキャラである。そしてまた、この本を描いた吉村英夫もまた、この系譜に繋がるキャラであろう。

5)寅は寅なのであり、寅を寅として愛し、楽しめれば、もうそれで十分なのだが、それをいろいろ切ったり焼いたりしたがる人たちも多い。この本は、1940年生まれの大学教授が取り組んだ寅「論」だが、必ずしも成功しているとは言い難い。

6)せっかく、寅・ザ・イエスの視点まで行きかけていたのに、これでは、「さしずめインテリ」が、「寅さん風情」を論ずることによって、台無しにしているようにさえ思える。

7)山田は、選良のためだけのアート系映画をつくることをよしとしたことは50年間を通じて一度もない。p92「大ヒットーリリー、そして吉永小百合も登場」

8)この映画史研究者の切り口は、どちらかと云えば選良のためだけのアート系映画「選評」である。寅をジックリ楽しんだあとに読みにはちょっと落差がありすぎる。すこしそっとしておいてくれ、と言いたくなる。

9)しかしながら、寅ができるには山田洋次監督という立場を理解しないと、本当のことは分からないわけで、そのことを気付かせてくれた、という意味では当ブログのなかでは意義深い。

10)山田洋次監督については、別途、藤沢周平追っかけのなかの「山田洋次が選ぶ『藤沢周平傑作選』」(当ブログ未完結)と重なってくるところであり、今後の繋がりが面白くなりそう。

11)思えば、藤沢周平追っかけに至ったのは、山田洋次監督の「武士の一分」2006あたりがきっかけになっていたのだから、静かに当ブログ内に複線が引かれていたのだろう。今後の新たな展開に期待する。

12)いずれにこの本は3・11以後に書かれた本であり、寅シリーズを過去のものとしないで、混迷のなかにある今日こそ読まれ見られるべきストーリーであるとしているところに、強い共感を感じる。

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2015/05/29

「寅さん、あなたが愛される理由」山田洋次 映画監督50周年記念企画 山本晋也他

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「寅さん、あなたが愛される理由」山田洋次 映画監督50周年記念企画 
山本 晋也 渡辺 俊雄(著) 2012/12 講談社 単行本(ソフトカバー) 256ページ 男はつらいよ全48作 
No.3533

1)10年前に録画しておいた寅シリーズ全48作のNHKBS番組で、解説をしていたのがこの二人の軽快なコンビだった。今回見直して、図書館から借りてきたDVDと、録画DVDでは、格段にこちらの録画版のほうが良かった。寅がみんなから愛される理由が、これでもか、これでもか、とよくわかる。

2)今回の前48作再視聴の目的の一つに、最初に寅を見た映画はなんだったのか、という思い出チェックの課題があったのだが、それは第29作「寅次郎あじさいの恋」1982/08であっただろう、と推測することができた。その映画を私は1985年ころになって、自宅近くの健康センターのサウナの休憩室でみたのだ。

3)結婚して30も過ぎて、ようやく、ようやく、寅の面白さ、有難さが分かったのだろう。

4)寅さんの正確な生年月日は。昭和15年11月19日生れの40才と書いてある。 p132

5)なんと、寅は寅年生まれではなかったのか。辰年生まれだったんだ。11月19日生れだから、微妙なところではあるが、サソリ座か。まぁ、射手座の影響も相当強いですがね。

6)ということはシリーズが始まった1969年は28歳。最後の終わりかけの1990年代でもアラフォーの役作りをしている。

7)満男君が「おじさん、人間は何のために生きているの?」ってきくところも格好いいしp188

8)この放送を聞いていた我が家の三歳の孫は、「おじいちゃん、人間は何のために生きているの?」とオウム返ししてきた。私は、爆笑しただけで、答えに窮した。

9)直球ど真ん中の質問に、「生れてきてよかったと思うことがあるだろ、そのために生きているじゃねぇのか」、と見事に切り返す寅さんは凄い。p188

10)しかし、こればっかりは、この返答をコピペして返答しただけでは0点であろう。私は私の人生をかけて、私流の回答を見つけなければならない。

11)この本はNHKBSの全48作シリーズ放映の折りの対談に、3・11後の風景を加味しながら、再編成された文集だが、広く長いスパンのなかで、寅が多くの人々に愛され、これからも語りつがれていくだろう、その理由がわかるようになっている。満足の一冊。

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2015/05/28

「市民農園体験記」<18>花とつぼみ

<17>からつづく

市民農園体験記 
<18>花とつぼみ

 それとなく畑に行ってみると、おや、と驚くほど、花やつぼみがなり始めている。

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 これはパプリカ。最初は上を向いているんだね。

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 スナップエンドウにも花が咲き始め、つるをどんどん伸ばし始めている。
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 キュウリもガンバっている。こちらの花は目立つ。わが畑では一番の成長株かも。

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 ズッキーニも頼もしい。葉っぱに何やら模様がついてきたので、病気でなければいいな、と思う。

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 赤い二十日大根も双葉を出している。これらを間引くのかどうか、検討中。

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 こちらは白い株。同じ日に播いたのだが、二十日大根より双葉が大きくなっている。

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 よくよく見ると、イチゴの花も終わり、実がつき初めている。まだ赤くない。

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 ナスだって負けてはいない。もうヘタの部分ができている。あとは実の部分だね。

<19>につづく

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「寅さんとイエス」 米田彰男 <2>

<1>よりつづく


「寅さんとイエス」  <2>
米田彰男 2012/07 筑摩書房 全集・双書 307p

1)ところで突然ですが、この二人、似てませんか?

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 寅を垂れ目にしてちょび髭を生やせば、吉福伸逸氏に、逆に吉福氏の眉にホクロをつけてアゴを四角くすると、寅に・・・・(爆笑)

2) 「さしずめインテリ」が嫌いな寅にとって吉福氏は苦手だっただろうし、吉福氏にとっては、寅ほど三枚目になりきることはできなかったかもな。でも、この二人のキャラがかぶったら、面白かっただろうな。

3)寅シリーズ全48作を再視聴し、この「寅さんとイエス」 を読みなおしてみると、いろいろなことに気付く。Oshoがそもそも「ゾルバ・ザ・ブッタ」と言ったのは、物質性と精神性の二面性を象徴的に統合させた人間像として語ったのに対し、この本の著者米田彰男は、寅とイエスの「類似性」を強調する。

4)私は自由を教える。いまや人間はありとあらゆる束縛を打ち壊して、すべての牢獄から出て来なくてはならない---もはや隷属はいらない。人間は<個>にならなくてはいけない。彼は反逆的になるべきだ。いつであれ人間が真に反逆的になったなら・・・・。

 ときに少数の者が過去の圧政から逃げだしたが、それはごくまれだなことだった---イエスのような人がひとりか二人、仏陀のような人がひとりか二人、といったほどのことだった。彼らは例外だ。そしてこれらの人々、仏陀やイエスでさえ、全一(トータル)に生きることはできなかった。彼らは試みたのだが、社会全体たそれに反対した。

 私の考えによる新しい人間は、ギリシャ人ゾルバであるとともにゴータマ・ブッダでもあるだろう---新しい人間は「仏陀であるゾルバ(ゾルバ・ザ・ブッダ)」になるだろう。彼は感覚的であるとともに精神的だ。

 彼は肉体的であり、完全に肉体的であり、体のなかにあり、感覚のなかにあり、肉体と肉体が可能にするすべてのことを楽しんでいるが、同時にそこには大いなる意識、大いなる目撃者がいるだろう。彼はキリストであるとともにエピクロスだ。 Osho『英知の辞典』 「新しい人間」p31

5)この本の著者が寅を愛していることは間違いない。人一倍愛し、人一倍研究している。それは他の類書の著者たちとまったく同じである。一方で著者はカトリック司祭であり、大学教授でもある。その経緯を尋ねると、それなりに起伏に富んだ人生であるようで、なるほど、このへんに寅に対する親近感の源泉があるか、と思わせる。

6)いずれにせよ、この本においては、寅とイエスの類似点を、ある意味、牽強付会にくっつけようとするところに難点がある。これでは寅の独自性、イエスの独自性が矮小化されてしまいかねない。

7)たしかに寅の中にも、とおとい神聖さがあるのであり、イエスのなかにも、なかなか俗な人々から愛され得る人間味があるのであり、その対比は見事である。しかしながら、この二つの存在を一つの人間像として統合しようとするところに、限界がある。

8)寅は寅なのであり、そのままで一つの人間像なのであり、イエスもまたイエスであり、そのまま一人の人間なのだ、というところの見切りが悪い。

9)要は、著者にとっては、寅も、イエスも「他者」なのであり、自分以外の外に存在する何かなのである。だから、別々なものを統合しようとしつつ、結局は自分自身のことを忘れてしまう。

10)ことここに及んだら、自分のなかに寅性を見、さらにイエス性を見、自分の生き方、自分の存在そのものに「寅とイエス」を統合しなくてはならないのだ。そのあたりが弱い。

11)もしイエスが寅さんのように愉快で面白い人物でああるなら、もしイエスが寅さんのようにどこまでも自由で、天の風の吹くままに、悲しんでいる人や苦しんでいる人の所に趣く、そういう人であるならば、もしイエスが寅さんのように、時代に押し流されて盲目的に信じている誤った価値観を、笑いとユーモアに包んで人々に、誤っているなと気付かせてくれる人物であるならば、キリスト教や聖書に対する見方も少しは親しみ深いものになるかもしれない。p293「エピローグ」

12)まったくその通りだと思う。そしてそれはイエスに期待すべきとするよりも、まずそれを語る本人自身の問題であるべきだと思われる。そういった意味においては、この本の著者は、「寅・ザ・イエス」の可能性を提示することによって、その可能性の道を示した。

13) どうか、イエスと寅さんが、地震・津波そして原発という、かつてない天災と人災の極地の苦しみの中にいる人々に、天上から希望の息吹を力強く注いで下さるように! イエスと寅さんが、家族や友を失った人々の筆舌に尽くし難い悲痛を、少しでも和らげて下さることをを切に切に願いつつ、自然の猛威によって帰天されたお一人お一人のご冥福を心からお祈りする次第である。p296「エピローグ」

14)この本は3・11前に書かれており、脱稿直前に3・11が起きたのであった。

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2015/05/26

「市民農園体験記」<17>ネットとズッキーニ

<16>からつづく

市民農園体験記 
<17> ネットとズッキーニ

1)ターフテントの骨組みは、「入園心得」にあった「工作物」にあたらないか、ちょっと心配だったが、園主によれば、ぎりぎりセーフということである。

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2)一番心配なのは、台風で飛ばされないか、ということらしいので、足元をしっかり固める。そして、なにはともあれ、つた類をはわせるためのネットを張り巡らした。

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3)私は、ズッキーニはつた性のものだと思っていたので、キュウリやスナップエンドウと並べて植えたのだが、実は、これ、つた性のものではなかた。次々と大地の上に実をつけるのである。初めて分かった、ああ、恥ずかしい。

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4)ネットを張るとなかなか仰々しいが、キュウリもだいぶ伸びてきているし、トウモロコシも成長著しいので、そのうちネットばかりが目立つ、ということもなかろう。

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5)こうして我が農園は、今日も静かに暮れゆくのであった。
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6)隣の畑はまだ作付が行なわれていない。借主がいないのだろうか。それとも、土づくりに時間をかけているのだろうか。ちょっと気になる。

<18>につづく

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2015/05/24

「男はつらいよ 推敲の謎」 杉下元明<3>

<2>からつづく

男はつらいよ推敲の謎
「男はつらいよ 推敲の謎」 <3>
杉下元明 2009/05 新典社 新書 159p

1)NHKBSで全48作品の再放送を行ったのはすでに10年前のことであった。そして、この本に出会ったのもすでに6年前のことである。いつか全作品を一通り見てやろうというプランは、今回、ようやく達成されたのであった。

2)再読のないまま過ぎてしまったこの本であるが、全48作に均等に触れているところは素晴らしいが、ある意味、凹凸がなくメリハリがない。物足りないといえば物足りないのだが、データブックとして活用しようというなら、これはこれ以上にないくらい便利な一冊である。

3)大人気の映画<男はつらいよ>シリーズには決定稿だけではなく、準備稿も含め数多くの脚本が残されていた。

 推敲のなかで、ストーリーやキャラクターはどのように練り上げられていったのか。

 昭和四十四年八月に封切りの第一作から平成七年十二月の第四十八作まで、全四十八作それぞれの関連原稿を比較し、「寅さん」の生まれる過程を追いかける。
表紙見返し

4)寅シリーズは一作一作が素晴らしい出来だが、この全48作が一つの長編映画と考えると、この長期期間に渡るストーリーには破綻がみられないこともない。例えば、「とらや」のおいちゃんがなんと三人の役者も変わっていたとか、「とらや」そのものが後半では「くるま菓子舗」と名前が変わっていたり。

5)しかし、それらは決定的な矛盾とか破綻とかではない。許容範囲のエピソード、あるいは積極的にさえ評価しうるプラス要素であったりする。それらを含めて、寅シリーズ全体を俯瞰するなら、このコンパクトな新書本は実に重宝する一冊である。

6)おそらく、当ブログとしては、時間はかかったが、この本に出会わなかったら、全48作を見直そうというきっかけを得ることはなかなか出来なかったのではないだろうか。

7)実に長い時間かかった寅再視聴のチャンスだったが、今回、こうして録画DVDを再整理しながらみることができたのは、幸いだった。

8)いずれあらためて、三視聴の機会も訪れるであろう。

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「男はつらいよ」 第48作 寅次郎紅の花 山田洋次監督

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「男はつらいよ」 第48作 寅次郎紅の花 
山田洋次(監督) 渥美清(出演), 浅丘ルリ子(出演) 1995/12 DVD  松竹  107分 
No.3530

1)寅の恋人がリリーなら、ミツオの恋人はゴクミなんだな。やっぱり。

2)ここまでくると、ホントに、ホントに、御苦労さま。

3)リリーと寅はすでに奄美で一ケ月も暮らしていたんだ。

4)1995/12。 この年は、阪神淡路大震災があり、オウム真理教事件があり、Windows95の発売があった。そして、寅が終結したのだった。

5)もうここまでくると結婚なんてどうでもいいよね。所帯を持つなんていう話は、もう別な話だ。

7)マーちゃんも、いつの間にか、レギュラー出演していたんだ。ミツオはネクタイを締めて靴屋の営業サラリーマン。休暇をとって奄美へ逃避行。

8)1995/12。ああ、とんでもない日々であった。苦しい、苦しい日々だった。

9)「Zorba The Buddha」カテゴリは結局「寅・ザ・ジーザス」の結論になっていた。

10)次のカテゴリ名はなんとしようかな。「Zorba The Buddha」にしても「寅・ザ・ジーザス」にしても、二語を繋げているだけだ。できれば、これを一つにしたい。「花」とか「夢」とか、あるいは、一文字のなにか。「恋」かな。「愛」? 「無」? 「人」。 空」。

11)1969年から始まり、1995年に終わった寅シリーズ。68/69から始まり、1995年に終わった。

12)再び旅に出た寅。そして踊る在日青年団。

13)寅は永遠の思春期か。そうか「春」もあるな。「地」。「全」。「一」

<2>につづく

男はつらいよ全48作 

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