昔、革命的だったお父さんたちへ―「団塊世代」の登場と終焉
「昔、革命的だったお父さんたちへ」 「団塊世代」の登場と終焉 林 信吾, 葛岡 智恭 2005/09 平凡社 219p
Vol.2 No.554 ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆
ぐぐぐぐ・・・・、このタイトルだけでもう、十分かも。笑いと涙が交錯する。
先日、NHKテレビで、安田講堂攻防戦とか、日大闘争のビデオをやっていた。あれから40年が経過した。韓国人の女性と結婚した秋田明大は、自動車整備工場をやっており、息子は小学生だ。なんとも、人生の悲哀を感じる。
61ページの「『いちご白書』でオシマイですか?」あたりでは、まったくこのタイトルだけで、がっくりくる。゚゚(´O`)°゚ ほんとにたまにしかカラオケにはいかないが、カラオケに行けば必ず唄いたくなるのがこの歌だった。(汗
当ブログでは、荒岱介の一連の本に目を通すことによって、あの時代を振り返ってみた。私は団塊の世代の弟分で、いわゆるゼンキョウトー世代ではないが、当時の共犯幻想だけは、いまだに根強く自分の中に宿している。
よくもまぁ、これだけ戦後史を一気にぶった切ったものだ。この本の著者たちは、私よりさらに年下の世代だ。だからこそ、この団塊世代をこれだけおちょくることができるのだろう。おちょくられるだけの価値ある人たち=団塊の世代もすでに退職年齢だ。お父さんではなくて、立派にお爺さん世代だ。
彼らは、介護パンツをはきながら、カクメーする気力をまだ残しているだろうか・・・。
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