神秘家の道<5>
<4>よりつづく
「神秘家の道」 珠玉の質疑応答録 <5>
OSHO /スワミ・パリトーショ 2009/03 市民出版社 単行本 884p
あなたは3つの事に気がついた。だが実際には4つの事が起こっており、その4番目こそが一番重要だ。あなたが数え上げられなかったその1つは、あなたの中にある部分がそれに気づき、それを見ているということだ。その部分は、その3つのすべてに気づいている。夢のある部分がそれに気づき、それを見ているということだ。その部分は、その3つすべてに気づいている。夢がより深く無意識の中に入って行くということ、あなたが夢だと気づいたときに、いつでも目が醒めるということ、そしてあなたの中にその夢を楽しんでいる部分があるという、その3つのことにだ。その3つはすべて真実だ。だが、4番目ほどに意味が深くはない・・・・その3つのことに気づいている者ほどには。
だから、今していることを続けなさい。ただ、その4番目も意識するようになりなさい。その4番目にもっと注意をはらい、もっとエネルギーを注ぎなさい。それこそが、あなたの中で唯一の本物----観照者だからだ。p269
当ブログ<1>において、ある時から、某SNSでの発想を受けて[OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2]という名前のカテゴリを始めた。それは108の定量に達し、やがて次なる[osho@spiritual.earth] という次なるカテゴリに成長した。そして、そのガラガラポンは、だいたい「英知の辞典 小さな検索(ちょっぴり分)」と「(私家版)Oshoのお勧め本ベスト10」へと集約されてきているのだった。
そして、あまり自覚のないまま「(仮称)ブッタ達の心理学」なるものを再スタートさせようとしているのだが、実に気がついてみれば、それは上記カテゴリの結果を引き継ぐもの以外の何物でもなかった。だから、ここはさらに一歩すすめていくしかない、とあらためて眠い目をこすって、目を開け続けることにしよう。
手掛かりがまったくないわけではない。なにかが、カチリカチリとはまり始めた。いくつかのことを削りながら、いくつかのことをつけ足したりしていると、自然と形づくられてくるものもあるようだ。しかし、なんとも「(仮称)ブッダ達の心理学」という名前はイカさない。なんとかしなければいけないのだが、当面は自己睡眠におちいらないようにするためにあえて(仮称)というレッテルを付け続けよう。
Oshoには、この「神秘家の道」と前後してウルグアイで講義した「BEYOND PSYCOLOGY」という本がある。これは「ビヨンド心理学」(笑)読まれるべきではなく、「心理学を超えて」と読まれるべきだ。つまり、心理学は乗り越えていかれなくてはならないのだ。そこのことをちょっと留意しつづけないと、当ブログの目的を大きく誤ってしまうことになる。いや、その危険性はあまり高くはないが、ただ、落とし穴は旅の途中には限りなくある。足元に気をつけよう。
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