ディヤン・スートラ
「ディヤン・スートラ」 瞑想の道
OSHO /マ・アナンド・ムグダ 2000/08 市民出版社 単行本 316p
Vol.2 No.692★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆
この本を読む読者は、何を求めて、何のためにこの本を読むことになったのか、それぞれであろう。読む立場からそれぞれ理解されればいいことだが、この本はやはり60年代末と思われる時期に、インドの大衆を前にして語られた講話であり、瞑想キャンプの初期的指導である、ということは押さえておく必要があるだろう。
真理を知ることは、大いなる祝福だ---だが、それに対する渇望を抱くことも、同じくらい大いなる祝福なのだ。たとえ、それを成就しなくても構わない。だが、この渇きを経験したことがまったくないとしたら、実に不幸なことだ。p9「瞑想の土台」
この本のタイトルは「ディヤン・スートラ」、瞑想の道、だ。本当に瞑想しようと思う人、本当にOshoの指導を受けようと思う人なら、この本にまさる本も少ない。純粋に素直に、いろいろな挟雑音を排して、この本一冊に賭けてみる価値はある。そして、本当にこの本一冊に賭けることができるとすれば、その瞑想者は、すでに祝福されている、と言える。
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