グレート・チャレンジ
「グレート・チャレンジ」 内なる探求者に向けて語られた和尚初期質疑応答集
OSHO /西村栄次郎 1997/12 市民出版社 単行本 363p
Vol.2 No.685★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆
初期質疑応答集、というだけではちょっと不親切な感じもする。いつどんな状況で語られたのかをきちんと記録すべきだ、と思うのだが、それはすこし客観的にものごとを見すぎているかもしれない。本文の内容自体は、あまり周囲のことに惑わされずに、ズバリと読みとるべきだろう。
以前、当ブログで触れたことのある「LSD・間違ったサマーディへの近道」も第四章として収録されているが、もともとは単独のパンフレットとして1971年にインドで発行されている。これもたぶん最初はたぶんインド語で講話されたのではないだろうか。
夢であったかのように、LSD体験を忘れてしまいなさい。そうでなければ、あなたとあなたの瞑想との間に種子を持つサーマディが来続け、そのふたつを比較し続けることだろう。その比較は自殺的だ。比較し続けるなら、瞑想は止み、もっとLSDを使いたくなっていくだろう。だが科学の助けは、たんなる物質的現象を作り出すだけだ。決して本物を実感することにはなりえない。本物の体験とは、あなたに起こったなにかではなく、あなたが偶然出くわしたものだ。何かがあなたを貫いたのではなく、あなた自身がその中へとジャンプしていく何かだ。p121
この本もまた、なにか急いで読み進められるべき本ではない。じっくりと自らの瞑想の進捗状況に合わせて、いくどとなく読みなおされるべき本である。
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