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2009/07/27

色彩心理の世界

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「色彩心理の世界」心を元気にする色のはなし
末永蒼生 1998/11 PHP研究所 単行本 229p
Vol.2 No730★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆

 

 
光が強ければ、それが生み出す闇も深く鋭い。その闇からはい上がるようににして黄色の光を求めてつづけた画家ゴッホ。しかしその短い生涯は、愛に破れゴーギャンとの友情も破綻し、画家としての成功を見ることもなかった。ゴッホにとって、”黄色い部屋”の絵は、ついに得ることのなかった人との幸せを、イメージの中で”静止画像”として永遠に刻んだ作品だったのではないだろうか。p04

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 ここに張り付けようと思って検索してみたが、ゴッホの「寝室」でも、いくつものヴァージョンがあるようだ。あるいは転写される時にさまざまな影響を受けるのか、単に「黄色い部屋」と一言では片付けられないヴァリエーションがある。実際には現物を観賞する以外にないのだろうが、ひとつひとつ見比べていくのも面白い。

 ただいま「炎の人ゴッホ」読書中。いつも駄弁ばっかり弄している当ブログだが、一旦言葉を失うと、ふたたび、おしゃべりな自分まで戻ってくるまで時間がかかる。

 黄色といえば、この色を生涯にわたって求めた画家、「ひまわり」の絵で有名なヴァン・ゴッホが思い出される。その黄色は人生の終盤になるほど強いタッチで描かれるようになっていった。p49「黄色の求道者、ゴッホ」

 末永蒼生ワールドでゴッホを見ると、これはこれでまた味わい深いものがある。

 黄色の求道者といっていいような画家であったゴッホ。若い頃に描いた風景画や貧しい炭鉱の人々をモチーフにしたくすんだ色調の作品においても、すでに黄色が闇の中で輝くランプのように仄かな光を放っている。p050

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