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2009/07/18

THE RAIN OF WISDOM

Rain
「THE RAIN OF WISDOM」
Chogyam Trungpa (著) 1980/12 出版社: Shambhala  ペーパーバック: 384p 言語 英語,
Vol.2 No718★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆

 4番目。ティロパ、つまり弟子たちの手で後に残された彼の歌からの若干の記録だ。こういう弟子たちがいなければ、我々はどれほど多くのものを失っていたことか・・・・導師(マスター)が語ったことがなんであれ、ただ記録したこういう人たち、それが正しいか正しくないかなど考えることもなく、ただできる限り正確に文字にしようとしたこれらの人たち、しかもそれはむずかしい仕事だ。導師(マスター)は狂人だ。どんなことでも言いかねない。彼はどんなことでも歌いかねない。あるいは黙ったままかもしれない。手を使ってわずかの動作をするだけかも知れない。するとそのしぐさを理解しなければならない。メハー・ババが30年間たえずしたことがそれだった。彼は手のしぐさだけで、沈黙したままだった。Osho「私が愛した本」p46

 ティロパを追っかけて、ここまでやってきた。「私が愛した本」の巻末「ティロパ」の項には、6冊の参考資料が添付されており、一冊はOsho自身の「存在の詩」、もう一冊はヒンディー語「Sahaj Yog」。残りはこの「The Rain of Wisdom」を含む英文の4冊で、「The Life and Teaching of Naropa」と「Teachings of Tibetan Yoga」は近くの大学にある。「The Six Yogas of Naropa & Mahamudra」はまだ未発見だが、タイトルから類推できるような内容の文献なら、英文、日本文ともに、いくつかある。

 Fundamentally, the lineage of the Kagyus is not so much an organized church as a group of people who have viewed spiritual development as the most important task of human life. The origins and early development of the Kagyus reflect this orientation. Tilopa, the Indian founder of what later became the Kagyu lineage, spent much of his life wandering from place to place, studying meditation with various teachers. Finally, he built a grass hut on the banks of the Ganges and stayed there, meditating alone for several years until he finally understood mahamudra. p293

 ティロパ本人の人生そのものは、この本の主テーマではないので、多くは語られていないが、カギュー派のグルたちの歌が多くおさめられている。

 この本は、アメリカに渡った現代のカギュー派のグル、チョギャム・トゥルンパの監修のもと、そのスタッフがチベット語文献を英文に翻訳してまとめたものである。同じ監修のもと、同じ出版社から、ほぼ同時期に出版されたという意味では、The Life of Marpa the Translatorと同じシリーズの姉妹兄弟編ということになろう。

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