民主党新人議員143人全データ
「週刊朝日」10月9日号 民主党新人議員143人全データ
Vol.2 No769★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆
週刊誌を4週も5週も連続して買ったのは、高校生時代以来ではないだろうか。当時はあまりマスメディアも発達していなかったので、週刊誌は貴重な情報元だった。とは言っても、当時購入していたのは「朝日ジャーナル」。新聞部の部室にも備え付けてあったが、自分用も欲しい。ましてやそれを自室に飾っておくことに何事かの意味があった時代だ。
それと、短い時代ではあったが、「週刊アンポ」も、胸をワクワクして読んだ週刊誌であった。中学時代に肉筆マンガ誌を発行していたのに、もともとマンガ雑誌は購入していなかった。当時、自分たちのあこがれは、少年マガジンとか少年サンデーではなく、月刊誌の「ボーイズ・ライフ」だった。
学習雑誌なども、3学年、5学年上の姉兄たちのものを読んだりしてのだから、小さい時から、どこか背伸びしたがっていたのだろう。五木寛之などが編集していた農家相手の雑誌「家の光」や「こども家の光」も貴重な情報源だったが、これらもまた月刊誌だった。
さて、自分が大人になってみると、この30年来、週刊誌をまったく読まなかったわけではないが、毎週購読したなんてためしはない。この一カ月、私はどうしたというのだろうか。歯医者や銀行の待ち時間に見てしまった週刊誌の面白さに気付いてしまったのだろうか。それとも、この政権交代劇で、メディアそのものよりも、この政変になにかこころから期待するものがあって、自らが好むようなニュースを読みたい、という気持ちになったのだろうか。
週刊誌も書店でパラパラめくってみると、どれもこれもどぎつい見出しではあるが、いずれも購読するまでには至らない。しかし、ここは定点観測をするためにも最低一誌ぐらい「定期」購読してみようという気になったのだった。
新聞も同じだ。すでに朝刊の宅配をストップしてからすでに2年半が経過したが、ここに来て、朝刊が読みたくなった。新聞販売店に電話したのだが、受け付けた店員が新人だったのか、どうやらこちらの希望が通っていないようだ。それを幸いと、こちらは毎朝、近くのコンビニに散歩がてらに買いにいく。
新聞も、図書館に言って、各紙まとめ読みしてみたが、それぞれ個性があり、やはり自分がもし読むとしたら、どれも一長一短で、歯がゆいものがある。それでも、一紙ぐらいは「定点」観測をしてみようと思った次第。これも数週間が経過した。
それともう一つ。テレビ番組がある。いざニュース番組を見ようとすると、各チャンネル、時間帯が重なっているので、直接見るほかは、DVDや、最近購入したポータブル・カーナビの録画機能を駆使して、ほとんどの番組を見ることになった。
そしてもともと分かっていたことではあるが、テレビ各チャンネルは、新聞各紙との系統があり、それぞれに個性があるのだ。各チャンネルを見ていると、これもまた私の意見により近いチャンネルがひとつだけ残ってくる。
こまった時はNHKを見ればいいのだが(ちゃんと視聴料も払ってるし)、これが調べてみると、わりとニュース番組はすくない。さらに、市政広報みたいで、なんだか突っ込みがなく面白みがない。そういった意味では、NHKニュースはいまいち面白くない。それにNHKオンラインで、必要なニュースだけをピックアップしてことができる。
結局は、現在は、ひとつのチャンネルのニュース番組を朝から夜まで録画して、空いた時間に順次再生してみることにしている。民放テレビで好ましくないのは長々としたコマーシャルだが、DVDで再生するならどんどん飛ばしていける。
長時間にわたるニュース番組も録画をして、すこし時間を遅らせてから、おっかけ再生をすると、どんどんコマーシャルを飛ばすことができるし、結局は、番組が終わる頃は、ほとんど見終わることになる。
こうして、にわかに出来上がった私のメディア対策、朝日新聞---週刊朝日---朝日テレビ、という系列は、何時まで持つだろうか。他の朝日系列の雑誌なども注目しているのだが、いまいち私のライフスタイルに組み込むほどではなさそうだ。
さて今週の「新人議員143人全データ」。先日の「新閣僚の全データ」と同様、なかなか、興味深いものがある。
早々とハネムーンが終了したのか、脱を迫られる閣僚たちが裏で画策しているのか、自民党のゾンビたちが最後の死力を尽くしているのか、はたまた、鳩山民主党がもともと持っていた脆弱さゆえなのか、ここに来て、新政権に対する「抵抗勢力」の勢いが増加し始めている。
あまりにくだらないスキャンダル合戦が続くようなら、当ブログはまたまた現世を離れて「隠遁」(笑)しそうな雰囲気になってしまう。その前に、なんとか希望を失わないようにして、メディアを削減しながらでも、ここしばらくは新政権追っかけを続けてみようと思う。
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