見えない宇宙を観る 天体の素顔に迫るサイエンス
「見えない宇宙を観る」 天体の素顔に迫るサイエンス ビジュアル天文学
Lars Lindberg Christensen (著), Robert Fosbury (著), Robert Hurt (著), 岡村 定矩 (翻訳) 2009/7 丸善 152p 言語 日本語
Vol.2 No814★★★★★ ★★★★★ ★★★☆☆
地球上に生きる人間が、カメラを持ってレンズを大地に向ければ「惑星、熊野」のようなアートの世界が生まれ、そのカメラを空に向けると、こちらのような無限のサイエンスの結晶となる。もっともカメラと言ってもおなじカメラではなく、こちらは天体望遠鏡だ。しかも、見えないものを、見えるようにしている。
先端科学の粋を集めた宇宙工学によって、次第に明らかにされる宇宙。地球に生きる地球人の脳の中には、一体どれだけの知恵が詰まっているのだろう。あらゆる工夫をしながら、見えない宇宙に視線を向け、光の届かないはず宇宙のかなたに、その姿を見ようとする。まさにアートと言える。
| 固定リンク
« 惑星、熊野 | トップページ | 宇宙で暮らす道具学 »
「47)表現からアートへ」カテゴリの記事
- 村上春樹『1Q84』をどう読むか<2>(2010.01.14)
- 村上春樹の「1Q84」を読み解く<1>(2010.01.05)
- 1Q84 <4>(2010.01.05)
- 1Q84 <3>(2010.01.02)
- 謹賀新年 2010年 元旦(2010.01.01)
コメント