ナナクの歌 OSHO「私が愛した本」 <46>
<45>からつづく
「私が愛した本」 <46>
OSHO /スワミ・パリトーショ 1992/12 和尚エンタープライズジャパン 単行本 269p
「ナナクの歌」
9番目は、シーク教の開祖ナナク、彼の歌集だ。ナナクは当時知られていた世界を、ただひとりの弟子マルダナとともにさまよった。マルダナとは、男らしいということ---「真に勇敢なる者」の意味だ。弟子になるには、勇敢でなければならない。マルダナがシタールを弾き、ナナクが歌った。そのようにしてふたりは、究極の香りをふりまきながら世界をさまよった。ナナクの歌はあまりにも美しく、私の目には涙が浮かぶ。
ナナクの歌だけのために、新しい言語が創られた。ナナクがどんな文法にも、言語の規則にも、規制にも従おうとしなかったからだ。ナナクは自分の歌だけでパンジャビ語を創り出した。それはまさに剣の刃のように鋭い、途方もなく強力な言語だ。OSHO「私が愛した本」p65
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