ゴラクナート OSHO「私が愛した本」 <52>
<51>からつづく
「私が愛した本」 <52>
OSHO /スワミ・パリトーショ 1992/12 和尚エンタープライズジャパン 単行本 269p
「ゴラクナート」
5番目。もうひとりの神秘家、タントリカのゴラクだ。彼が練達の士であり、タントラのあらゆる技法に精通していたため、インドではたくさんのことに精通している人間をゴラク・ダーンダと呼ぶ。ゴラク・ダーンダとは「ゴラクの仕事」という意味だ。人は自分の本業からそれるべきではないと考えられている。ゴラクはあらゆる方向に、あらゆる領域に進んだ。
ゴラクのフルネームはゴラクナートだ。これは弟子たちによって与えられた名に違いない。ナートとは王の意味だから。ゴラクは内なる神秘に入って行くためのありとあらゆる鍵を提供した。彼は言葉で言えることはすべて言った。ある意味では彼は全休止だ。
だが世界は続く、私もそうだ。世界は全休止など知らない、私もそうだ。私は文章の途中で死ぬつもりだ。そうすればみんなは、いったい私が何を言うつもりだったのかと・・・・その文章をどんなふうに言い終わるつもりだったのかと考えるだろう。私はゴラクナートを尊敬している。私は彼についてはたくさん話している。いつか翻訳されるだろう。だからこれ以上この男に時間を費やす必要はない。OSHO「私が愛した本」p96
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