シュリ・バシャ ラーマーヌジャ OSHO「私が愛した本」<56>
<55>からつづく
「私が愛した本」 <56>
OSHO /スワミ・パリトーショ 1992/12 和尚エンタープライズジャパン 単行本 269p
「シュリ・バシャ」ラーマーヌジャ
私が話そうと思っているの8番目の本は、ヒンドゥ教の神秘家ラーマーヌジャによって書かれた本だ。それは「シュリ・バシャ」と呼ばれている。それは「ブラーマ・スートラ」についての注釈だ。「ブラーマ・スートラ」にはたくさんの注釈本がある---バーダラーヤナの「ブラーマ・スートラ」についてはもう話したね。ラーマーヌジャはバーダラーヤナについて独特のやり方で注釈をしている。
原本はきわめて乾いた、砂漠のようにまったく乾ききった本だ。むろん砂漠にも、それなりの美しさも真実もある。だがラーマーヌジャはその著「シュリ・バシャ」で、それを庭園に、オアシスにする。彼はそれを潤いのあるものにする。
私はこのラーマーヌジャの書いた本を愛している。ラーマーヌジャ自身は好きではない。というのも彼は伝統主義者だ。私は心の底から伝統主義者や政党派が嫌いだ。私はそういう人間を狂信者だと思っている。だが私にどうしようがある---その本の方はすばらしい。ときには狂信者にさえ、すばらしいことができることがある。だからこれを中に入れるのを許してほしい。OSHO「私が愛した本」 p149
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