バージ・ゴヴィンダム・ムードゥ・マテ アディ・シャンカラチャリヤ OSHO「私が愛した本」<60>
<59>からつづく
「私が愛した本」 <60>
OSHO /スワミ・パリトーショ 1992/12 和尚エンタープライズジャパン 単行本 269p
「バージ・ゴヴィンダム・ムードゥ・マテ」アディ・シャンカラチャリヤ
6番目---これこそは私がいつも話そうと思ってきた本だ。英語での朝の講話の予定にさえのぼっている。私はそれについてヒンディ語で話したことがあるし、それも翻訳されることがあるかも知れない。その本はシャンカラチャリヤによるものだ。現在のシャンカラチャリヤと呼ばれているあの馬鹿ではなく、アディ・シャンカラチャリヤ、始祖の方だ。
この本は1000年を経ており、小さな歌でしかない。「バージ・ゴヴィンダム・ムードゥ・マテ---おお、白痴よ・・・・・」。さて、デヴァギート、注意して聴きなさい。私はお前に言っているのではない。これはこの本のタイトルだ。「バージ・ゴヴィンダム---主の歌を歌え---ムードゥ・マテ、おお、白痴よ、主の歌を歌え」。だが白痴たちは聴かない。白痴たちは決して誰の言うことも聴かない。彼らはつんぼだ。たとえ聞いたとしても、彼らは理解しない。彼らは知恵遅れだ。たとえ理解できたとしても彼らはそれに従わない。そして従わない限り、理解には意味がない。理解とは、実行によって証明されてこそ、初めての理解だ。
シャンカラチャリヤはたくさんの本を書いたが、そのどれも、この歌「バージ・ゴヴィンダム・ムードゥ・マテ」ほどすばらしくはない。私はこのわずか3つか4つの言葉についてたくさん、ほとんど300ページにもわたって話している・・・・・だが私が、どんなに歌を歌うのが好きかはお前たちが知っている。機会さえあれば、私は終わることなく歌い続けるだろう。だがここでは、とりあえずこの本に触れておきたかった。OSHO「私が愛した本」 p220
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