ラヒム歌集 OSHO「私が愛した本」<64>
<63>からつづく
「私が愛した本」 <64>
OSHO /スワミ・パリトーショ 1992/12 和尚エンタープライズジャパン 単行本 269p
「ラヒム歌集」
9番目・・・・これまで「ラヒム歌集」をリストに入れずに来たが、これ以上放っておくことはできない。彼はイスラム教徒だったが、その詩はヒンディ語で書かれている。だからイスラム教徒は、ラヒムを好まない。イスラム教徒はまったく彼に注目しない。ヒンドゥ教徒だった彼を好まない。私が、彼を尊敬している唯一の人間かもしれない。そのフルネームは、ラヒム・カーン・カーナという。
彼の歌はカビールや、ミーラや、サハジョや、チャイタニヤ(ゴーラング)の歌と同じ高み、そして同じ深みを持っている。なぜ彼はヒンドゥ語で書いたのか? イスラム教徒だったのだから、彼にはウルドゥ語で書くことができたはずだし、ウルドゥ語の方がヒンディ語よりはるかに美しい言語だ。だが彼は分かっていてそれを選んだ。彼はイスラム教の正統派と闘いたかったのだ。OSHO「私が愛した本」 p241
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