« 再読したいこのカテゴリこの3冊「ブッタ達の心理学2.0」編 | トップページ | 再読したいこのカテゴリこの3冊「意識とは何か」編 その2 »

2010/03/07

再読したいこのカテゴリこの3冊「意識とは何か」編 その1

前からつづく

再読したいこのカテゴリこの3冊
「意識とは何か」編 その1


「ツォンカパの中観思想」 ことばによることばの否定
四津谷孝道 2006/11 大蔵出版 単行本 389p

Hasidism
「ハシディズム」
マルティン・ブーバー /平石善司 1997/03 みすず書房 全集・双書 262p

Tomas
「トマスによる福音書」
「聖書の世界」 第5巻 新約 1
田川 建三ほか著 1970 講談社 全集 p330

 ツォンカパはチベット密教の鬼門である。表層だけではなく、その真意に迫ろうとすると、チベット密教の陰にはツォンカパがいる。しかもその岩盤は厚い。しかし、その岩盤を穿つ方法を見つけることができれば、そのさらに深部に存在する底流に合流することができる。中観という意識の本流に合流することができれば、もう「チベット密教」という色分けはすでに必要なくなる。

 ハシディズムは当ブログにとっては未踏の原野である。魅惑的ではあるが、その地に足を踏み入れる必然性を見つけかねている。よもや日ユ同祖論などと底触することがあらば、すわ、と色めきたつのだが、それもまた腰の落ち着かない出歯亀根性の現れでしかない。ひたすら待とう。きっとどこかにインターフェイスがある。

 「トマスの福音書」は、キリスト教文化の中に育ったわけではない者にとっては、その異端性とその貴重性の価値は分からない。通り一遍にこの本を読んだだけでは意味がない。Oshoの「愛の錬金術」などと合わせながら、再読、精読されていく中で、なにごとかの秘法が花開いてくると思われる。

 このカテゴリ、「その2」を追加した。

次へつづく

|

« 再読したいこのカテゴリこの3冊「ブッタ達の心理学2.0」編 | トップページ | 再読したいこのカテゴリこの3冊「意識とは何か」編 その2 »

43)ブッタ達の心理学3.0」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 再読したいこのカテゴリこの3冊「意識とは何か」編 その1:

« 再読したいこのカテゴリこの3冊「ブッタ達の心理学2.0」編 | トップページ | 再読したいこのカテゴリこの3冊「意識とは何か」編 その2 »