再読したいこのカテゴリこの3冊「意識とは何か」編 その1
再読したいこのカテゴリこの3冊
「意識とは何か」編 その1
「ツォンカパの中観思想」 ことばによることばの否定
四津谷孝道 2006/11 大蔵出版 単行本 389p
「ハシディズム」
マルティン・ブーバー /平石善司 1997/03 みすず書房 全集・双書 262p
「トマスによる福音書」
「聖書の世界」 第5巻 新約 1
田川 建三ほか著 1970 講談社 全集 p330
ツォンカパはチベット密教の鬼門である。表層だけではなく、その真意に迫ろうとすると、チベット密教の陰にはツォンカパがいる。しかもその岩盤は厚い。しかし、その岩盤を穿つ方法を見つけることができれば、そのさらに深部に存在する底流に合流することができる。中観という意識の本流に合流することができれば、もう「チベット密教」という色分けはすでに必要なくなる。
ハシディズムは当ブログにとっては未踏の原野である。魅惑的ではあるが、その地に足を踏み入れる必然性を見つけかねている。よもや日ユ同祖論などと底触することがあらば、すわ、と色めきたつのだが、それもまた腰の落ち着かない出歯亀根性の現れでしかない。ひたすら待とう。きっとどこかにインターフェイスがある。
「トマスの福音書」は、キリスト教文化の中に育ったわけではない者にとっては、その異端性とその貴重性の価値は分からない。通り一遍にこの本を読んだだけでは意味がない。Oshoの「愛の錬金術」などと合わせながら、再読、精読されていく中で、なにごとかの秘法が花開いてくると思われる。
このカテゴリ、「その2」を追加した。
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