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2010/04/13

シリコンバレーから将棋を観る 羽生善治と現代


「シリコンバレーから将棋を観る」 
羽生善治と現代 梅田望夫 2009/04 中央公論新社 単行本 291p Vol.3 No.0001★★☆☆☆ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆

 この本について書こうと決意してから、さて、どちらに書こうかいろいろ考えたが、結局、こちらにメモしておくことにする。

1)こちらの<1.0>が終了してからちょうど一年が経過した。

2)こちらのトップページが村上春樹のリンク頁になってしまっていて、ちょっと重すぎる。

3)<2.0>のほうは、現在第二期の1024冊の締めに向かっている最中で、ちょっと、その中では、この本はふさわしくないぞ。

4)もともとこちらの<1.0>は、著者=梅田望夫の「ウェブ進化論」からスタートしたのだった。その繋がりで、あの4年後の結末は、こちらに残すのもいいだろう。

 などなどの理由があった。

 とにかく、言っておきたいことはひとつだけ。

 当初、若干ライバル関係にあるのかな、と思った佐々木俊尚の最近著「2011年新聞・テレビ消滅」を読んだ時の違和感。つまり、コンテンツ→コンテナ→「コンベア」・論を読んで、それは違うだろう、と思ったこと。

 それに対して、一体、梅田望夫は、どんなスタンスでこの日々を送っているのじゃ、ということ。梅田こそ、コンテナ→コンテンツ→「コンシャスネス」、の方向に向かっているはずだ、という期待感。

 そしてその期待は裏切られなかったけれど、コンシャスネス・レベルでは、梅田望夫も、その目的地を探しあぐねているように私には思えた。

 つまり、当ブログは、ウェブ2.0という4年前の話題からはだいぶ離陸してしまったな、という実感があった、ということ。

 とりあえず、そういうことをメモしておく。

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