I Say Unto You
「I Say Unto You」 vol.1 Talks on the saying of Jusus
OSHO 1983/07 出版社: Rajneesh Foundation Intl; New edition版ペーパーバック: 336ページ 言語 英語
Vol.3 No.0027 ★★★★☆
聖書「マタイ伝」の中の「山上の垂訓」についての講話である。1977年11月。私はこの時、Oshoの講話をプネのブッダ・フォールで聞いていたはずなのだが、全然覚えていない。あるいは、私が到着する直前に終了したシリーズだったかもしれない。
英語は殆どできず、始めての海外旅行で、しかもOsho独特のインド英語ときては、なにがなにやらわからなかったとしてもしょうがないことではある。しかしながら、よくよく考えてみれば、耳で聞いただけでは、それが聖書のついての話なのかどうかさえ、分からなかっただろう。
「matthew 5」。これはどの様に発音するのだろう。これだけではマシューとしか読めない。マシューとくれば、赤毛のアンがもらわれていったところの兄妹のお兄さんのことしか頭に浮かばない。ところがこれは「マタイ伝 5章」のことであった。なんと、赤毛のアンのマシューは、マタイだったのか。なんともはや、最初の最初からお勉強しなおさないと、聖書の世界は、よくわからない。
Oshoの講話録「I Say Unto You」はvol.1、vol,2の二巻セットだが、私の手元にはvol.1しかない。最初のほうは「matthew」だが、242pになると「John」となる。これは、ジョン・レノンのジョンですかね。調べてみると、これは 「matthew」がマタイであったように、聖書のどこかに対応しているらしい。
ここでもったいぶってもしかたないが、実は「John」は「ヨハネによる福音書」の事であった。なるほど、ジョン・レノンは、実は、ヨハネ・レノンだったのか。ひとつひとつ、何だろう、と調べていくと、実に初歩的なところがぜんぜん飲み込めていないことがわかる。
Chirst calls himself many times Son of man, and many times Son of God. He is both : Son of man as far as the body is concerned, Son of man as far as mind is concerned ; Son of God as far as spirit is concerned, Son of God as far as consciousness is concened. Osho「I Say Unto You」p9
「人の子イエス」を書いたののはカリール・ギブランだ。その邦訳が進んでいるという話しがある。どんな本になるのだろう。楽しみだ。そういえば「神の子(イエス・キリスト)の密室」という推理小説があったな。
「I Say Unto You」は、そのうち、また再読するチャンスが巡ってきたら、ゆっくり読もうと思う。
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