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2010/05/25

Notes of a Madman<4>

<3>よりつづく 

Notes of a Madman
「Notes of a Madman」
OSHO 1985/07 Rajneesh Foundation Intl ペーパーバック illustrated edition版 言語 英語, 104p
Vol.3 No.0022

 OshoBooks I Have Lovedおっかけをしていると、ついつい一冊一冊の枝葉に辿り着いてしまい、何時の間にやらOshoの全体性を失ってしまいそうになる。小宇宙を旅行しているつもりが、その境界域を突き抜け、無法地帯に突入してしまっていることに気付く。さりとて、その冒険も悪くはない。

 だが、読書全体が、どこから来て、どこに行くのか、ここはどこ、私は誰、ということを確認しておくために、あの本が1981年に語られ、その前後にこの「Notes of a Madman」や「ゴールデン・チャイルドフッド」があったことを思い出しておくのは悪くない。

 そう思って読みなおしてみると、同じ時期に前後して語られているのだから当然と言えば当然だが、Books I Have Lovedに登場してくるツワ者たちがその語りの中に次々と登場してくる。

Kahlil Gibran
Walt Whitman
Lao Tzu
Chuang Tzu
Buddha
Mahakashyap
Kurishnamurti
Jusus
Vedas
Bible
Koran
Michelangelo
Dostoevsky
Pythagoras
Nietszche
Russell
Sartre
Kabir
Rabindranath
Uapnishads
Mikhail Naimy
Gurdjeff
Jonathan Livingston Seagull
Baul
Magdalene
Jalaluddin Rumi
Baso
(Basho)
Tolstoy
Bodhidharma
Kabir
The Ten Bulls of Zen
Krishna
Mahavira
Moses
Ramakrishna

 これだけ小さな本なのに、ブッダ達のオンパレードである。これらの人々については、ひととおり一巡してきたので、すこしは理解することができるようになった。しかし、不思議な感じがする。Oshoを知ろうと思えば、これらの人を知らなくてはならなくなる。そして、それらを調べているうちに、結局、Oshoはどこにいるのだろう、と迷い始める。どこか、愛と瞑想に似ている。

 相手とアイコンタクトしていると、相手を知ろうと思っているのに、相手の目のなかに写っているのは私だけだ。相手の目の中で、私は、この私をみている。相手を知ろうとすればするほど、相手がいなくなり、私は私を知らなければならないと思う。相手が見ているのは、この私なのだ。

 目を閉じて、私は私を知ろうとする。たくさんのことがそこにある。相手や、友人や昨日のことや明日のこと、遠い昔、親や、兄弟、楽しい思い出、悲しかったこと、希望、だが、ひとつだけ足りない。私がいない。そこにはありとあらゆるものが詰まっている。過去のアルバムが一気に飛び出してきたようだ。

 だが、そこには、主人公がいないアルバムが山積みになっている。こんなにたくさんの美しい思い出や、愉快な仲間達に囲まれているのに、私だけがいない。Osho探しでOshoの本に遊ぶことは、それにどこか似ている。Oshoの本に戻れば戻るほど、Oshoがいないことに気付かされる。 

 ここには、さとったひとが、現代のわたしたちのことばで、しゃべっている。わたしたちは、彼のはなしのながれにのれば、いわくいいがたい例の状態を、いささか感じとることができる。それを語ることは、しぜんに詩になる。うつくしい----ということは、ことばのないときにいうことばだ。彼は西洋最新のセラピーと、東洋古代の瞑想法の相乗効果により、さとりの道を画期的にひらいたひとだ。片桐ユズル「狂人ノート」Osho外箱裏表紙

 シリーズ1と2の間に挟まっているカラーの写真集も美しい。Oshoのポエジーと 共鳴する。

This silence is so beautiful
There are beauties and beauties
on every plane,
on every level.
Even in the mud a lotus can flower.
Om Mani Padme Hum.
p79

Om Mani Padme Hum

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