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2010/06/15

The Golden Future <2>

<1>からつづく

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「The Golden Future」 <2>
OSHO (著) 1988/01 出版社:Rebel Publishing House ハードカバー 390p 言語 英語,
☆☆☆☆☆

 ラビンドラナート・タゴールは、まさにこの国のハートだ

 
ラビンドラナート・タゴールは、まさにこの国(インド)のハートだ。彼は最も現代的な人物であり、それでいて最も太古の人物だ。彼の言葉は、現代人の精神と太古の聖者たちの世界とを繋ぐ橋だ。特に「ギタンジャリ」は、人類の進化と人類の意識に対する彼の最も偉大な貢献だ。それは今世紀に現れた最も稀有な書物の一つだ。この書物の稀有な点は、それがウパニシャッドの時代に属するものであるということである。----ウパニシャッドの時代とは、「ギタンジャリ」が存在するようになった時より、およそ五千年前だ。

 ラビンドラナートが通常の意味で宗教的ではなかったという点で、これは奇蹟だ。彼は最も進歩的な思想家の一人で、非伝統的、非正統的だった。しかし、彼の偉大さは、その子供の如き無垢さにあった。そしておそらくこの無垢さのおかげで、彼はウパニシャッドの古人と同じく、宇宙霊の乗物となることができたのだろう。

 彼は最高のカテゴリーに属する詩人で、また神秘家でもあった。このような組み合わせは、以前に一度か二度しか起こっていない。----カリール・ジブラーンとフリードリッヒ・ニーチェとラビンドラナート・タゴールだけだ。このカテゴリーに入るのは、この三人で全部だ。人類の長い歴史の中でこれは、極めて特別だ。偉大な詩人はいろいろいたし、偉大な神秘家もいろいろいた。ちょっとした神秘主義を持つ偉大な詩人もいたし、詩で自らを表現した偉大な神秘家もいた----しかしその詩はあまり偉大ではない。ラビンドラナートは奇妙な状況にいた。Osho1987/05/24「The Golden Future」P238 「Osho、ニーチェを語る」p52

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