「ネットに弱い」が治る本 世界一やさしいネット力養成講座
「『ネットに弱い』が治る本」 世界一やさしいネット力養成講座
2009/09 講談社mook 日本放送協会 ムックその他 207p
Vol.3 No.0110☆☆☆☆★
私はネットに強いのだろうか、弱いのだろうか。ネット繋がりの友人たちと比較すると、私のネット力はかなり見劣りする。だが、必ずしもめちゃ弱いとは言えない。しかるに、同年輩の遊び仲間たちや仕事仲間たちから見ると、私はネットに「やや」強い、と見られている。だが、好きではあるが、決して強いとは言えない。まぁ、同年輩の、同職種の人々の中では「平均」的であればいい、と思っているのだが・・・・。
個人のネットワークがどんどんつながっていくトラックバックは、ブログに革命をもたらしたといわれています。
数学の世界では、「6人いれば、世界中の人とつながることができる」(6次と隔たり)という考え方があります。Aさん→Bさん→Cさん→Dさん→Eさん→Fさん→Gさん→と6人を通じていけば、大統領にも偉人にも、世界中のあらゆる人に行き着くことができるというネットワーク論です。
ブログによって、この「つながり力」はより力を増しました。p114
以前も当ブログに書いたが、この「6次の隔たり」と「80対20」の法則を使えば、ネット上にゆるい200人の友人をもち、そのうちの40人程度のやや強いつながりの友人と通信していれば、世界中の70億人のすべてと繋がり得る、という論理がある。それは実感として、そうだと思う。
ブラク・オバマとなら、ツイッターですぐフォローできるが、彼のほうから私をフォローしているとはとても思えない、一方方向だ。仮に何千万人が一人の人間をフォローしているとしても、本当は、それはネットワーク理論の理想ではない。
むしろ、ネット上でのゆるい200人との双方向のつながりこそ(つまりそのうちの40人とはやや強いつながり)、ほとんど完成形であるし、それこそが「平均」値なのである。だから、私はSNSや当ブログで、そこそこそれをカバーしているので、「ネット」に「平均」、と言えるのではないか、と思っている。
”人気ブロガー”になる方法
1)意外性
2)テーマが一つはっきりしている
3)読者の視点もちょっと、持ってみる p113
1)の「メジャーな話題をマニアック/個人的な切り口で語る」、というのは、なるほどと思う。もともと当ブログは「個人的な切り口」でしか語りえないが、扱っている話題は必ずしも「メジャー」とは言いにくい。ましてや「マニアック」かどうかは、自分では分からない。しかし、この指摘は言い得ていると思う。
2)「テーマがはっきりしていると、あなたのブログの更新を楽しみに待つファンが着きやすくなる」という指摘も正しいと思う。現在の当ブログのテーマは「意識をめぐる読書ブログ」である。これは結果論でこうなってしまった。それが正しいのかどうか分からないが、たしかに毎回アクセスしてくれる常連さんは漸増しつつある。
3)「人に読んでもらっているという意識をもって工夫」というところも、ちょっと耳に痛い。そもそも当ブログこそ「つぶやき」なのであって、あまり読者に対する配慮が徹底しているとは言えない。サービス精神がないわけではないが、客疲れしてしまうのであれば、淡々とひとりでつぶやいているほうがいい。ただアクセスログ解析があるので、かなり細かく反響はわかるようになっているので、ブログ運営上に反映できればいいと思っている。
このような人気のブログですが、日記のように書いていくこともなかなか出来ないという人もいるでしょう。そこで、最近になって注目を集めているのが「ミニブログ」です。
「twitter」というミニブログは、「今、なにしてる?」ということを、140字以内で書くものです。他の人のtwitterを「フォロー」(閲覧予約)しておくと、フォローした人たちのつぶやきが、自分の画面で一覧できます。
友達や興味のある有名人が、今、なにをしているか、どんなことを感じているかということがズラリと並ぶと、それはもう、ちょっとしたメディアといえます。
ブログもミニブログも、予想を越えた「つながり」が生まれる可能性があるところが魅力ですね。p119
ブログもなかなか興味深いが、ここは、あまり食わず嫌いにならずに、ツイッターとやらに触れていくのも面白いかな。
| 固定リンク
「41)No Earth No Humanity」カテゴリの記事
- オバマ大統領がヒロシマに献花する日<3> 相互献花外交が歴史的和解の道をひらく(2010.08.26)
- 100文字でわかる日本地図(2010.08.26)
- 100文字でわかる哲学(2010.08.26)
- ヤフートピックスを狙え 史上最強メディアの活用法(2010.08.25)
- Twitterville--How Businesses Can Thrive in the New Global Neighberhoods(2010.08.25)
コメント