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2010/09/24

Androidスマートフォン「超」ビジネス活用術 厳選アプリを使い倒す!クラウドを味方にする!

Androidスマートフォン「超」ビジネス活用術
「Androidスマートフォン『超』ビジネス活用術」 厳選アプリを使い倒す!クラウドを味方にする!
一条真人 2010/08 技術評論社 単行本 239p
Vol.3 No.0148 ☆☆☆☆★

 基本的にケータイに対する要求はどのようなものであろうか。(A)

1)良質な通話環境。

2)通話記録や電話帳機能などのメモ性。

3)とっさの記録としての、そこそこなデジカメ機能。

 基本的にはこの三点はまず欠かせないだろう。それに対して、いま流行りのスマートフォンとやらのコンセプトはさまざま規定されてはいるが、自分から見た場合、主な三点に絞るとすると、次のようになる。(B)

1)大画面のタッチパネルがインターフェイスの主となる。

2)フルプラウザでインターネットに接続できる。

3)さまざまな便利なアプリがそろっている。

 最近、6年落ちのムーバをフォーマ機に代えたのだが、その時の選択の主なポイントの三点は次のようになった。(C)

1)フルキーボードがついていて、入力がしやすい。

2)ワンセグが見れる。

3)安価な接続料金。

 さて、日本国内でドメステッィクに発展したとされるガラパゴス・ケータイ(ガラケー)と、グローバルに旋風が吹き始めたスマートフォン(スマフォ)の間には、大きな隔たりがある。私にはどっちの機能も必要なのだが、2010年の8月現在では、自分にとって両立するケータイ環境というものは、存在しなかった。

 この他、あれば便利というものもある。(D)

1) Iモード。

2)内蔵辞書。

3)オサイフケータイ(&カード支払機能)。

 あるいは、あれ、こんなものもあるの、というものもある。(E)

1)万歩計。

2)GPS機能。

3)音楽機能。

 その他、これは要らないでしょう、という機能もある。(F)

1)デカ盛りキャラクター機能。

2)拡大鏡。

3)手書きメモ。

 さて、これら(A)~(F)までの個人的な嗜好性をすべて満足させてくれるケータイというものは、2010/08現在存在しなかった。せいぜい、2台持ちでカバーするか、何かを我慢するしかなかった。いずれ登場するだろうが、それまでは待てない。

(A)は絶対条件で、(C)は機種替えに当たっての当然条件、と言える。(D)も使わないかもしれないが欲しい、というところ。(E)や(F)も、話題性を考えたら、それほど邪見にするほどでもない。

 さて、(B)だが、必ずしもスマフォの独壇場というわけではなく、ガラケーの最近の機種ならかなりカバーしていると言える。ただ、(C-3)格安な料金、というところになると、なかなか両立しなくなる。フルプラウザ環境を活用するかしないかでは、ざっと計算すると、月に6千円の接続料金の差がついてくる。

 インターネットを固定機種で使う場合、ほとんど6千円あれば、安定して追加使用料なしで活用することができる。しかも高速ブロードバンドで、何台ものパソコンをぶら下げることができる。これがケータイやモバイル状態となると、一気に状況が変化する。(G)

1)接続速度が遅い。

2)いちいち有料なアプリが多い。

3)接続するたびに課金される(定額制はあるが高額)。

 この(G)のマイナス要素を蹴散らして、(B)のスマフォ、あるいはスマフォ的環境を受け入れる積極的理由はどこにあるだろうか。ポイントは(B-3))さまざまな便利なアプリがそろっている、というあたりになるだろうが、なにか特別なカテゴリーキラーでも登場しないかぎり、なかなか受け入れ態勢をつくりにくい。

 個人的には機種替えしたばかりだから、あと2年は今の状態が続くのだが、2年後は間違いなくスマフォの時代がきているだろう。そして料金体系も大きく変化していることだろう。もちろん、今でも、月6000円の追加料金を受容できるならば、その環境はすぐにでも作れる。ただ、自分の費用対効果を考えた場合、スマフォをビジネス上で活用する、という時代はまだまだやっては来ていないようだ。

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コメント

☆setuへの返信として、とても素敵な長文(!)を書いたのに、寝そべって書いていたので、間違って削除してしまった、シクシク

したがって、パソコンは背筋を伸ばして、沈思黙考し、身も心も正しくして打ち込むものだwと反省しつつ、要点だけメモしておく。

1)ポケベル、文字ポケベル、初期PHS、ケータイ、スマフォ風ガラケー、といろいろ使ってきた。

2)ワープロ専用機、98互換機、3.1デスクトップ、ノートpc、ガラケー、と端末も変化してきた。

3)通信回線も、電話線、PHSカード、ISDN、光、無線LAN、と暫時進化してきた。

4)自宅内無線LANはほぼ完成状態。ボトルネック問題も解決しつつある。

5)それに比するところ、スマートフォンやiPadはまだ問題が多い。速度が昔のまま。いちいち課金される。インターフェイスがまだ熟成されていない。本当にモバイルにしなければならない理由がまだない。

6)逆に言えば、5)の問題がひとつひとつ明瞭化されていくならば、スマートフォンや薄型携帯端末は、まさに未来の姿であると言える。

7)速い、安い、面白い。三拍子が洗練されれば、スマフォが当たり前の時代が到来すること間違いなし。

と、なんだか最初に書いた時とすこしニュアンスが変わってしまったが、まずはメモ。

投稿: Bhavesh | 2010/09/26 04:27

おもしろいなあ、僕も、今の所に引越しするまでは携帯を持ってなかったし、持ちたくなかった。

引っ越すので、インドだからすぐにADSLの移転も終わらないので、携帯のネットワークを確保したのが理由。これが4年くらい前。

携帯でネットを使い始めたら、机の前に座らなくていいし、姿勢を選ばないので、携帯で済むことは、携帯で済ませちゃうようになった。

引越しがなかったら、未だに携帯を持っていない可能性もある。

でも、iPhone が アンドロイドが出た時点で、買っていたかもしれないかなぁ?

投稿: setu | 2010/09/26 02:24

☆チダさん、あなたもですか・・・・w

私の友人ではケータイを持っていない人が意外と多い。とくにインターネット先進派の人に多い。だけど、ここに来て、すこし変化してきている。

わが家の奥さんもほんの先々月らくらくフォンを持ち始めた。緊急に連絡しようと思っても、街角の公衆電話がほとんど姿を消してしまったので、時に危険を感じる時があるらしい。

それと、遠く離れてしまった子供たちと「家族割」することによって通話料が安くなる(あるいは無料)ことにメリットがある。

私の場合は仕事上、必需品なので、まずは良質な通話環境が必要。それと顧客情報をiモードで出先で調べることができる。さらに出先でのメールは結構便利。とくに発信機能はなかなかいい。

今までは10キーでの日本語入力がまどろっこしくて嫌だったのだけど、この度、機種替えしてフルキーボードスタイルになったので、これが長文打つのにすごく便利。なんの用事がなくても、自分あてに練習文を打って送信したりしている。なかなか楽しい。

それと、今はやりのスマートフォンとは行かないけれども、今度の機種はフルプラウザも使えるので、すこし慣れたら、実験的に徹底的につなぎっぱなしにしてみようと思っている

かけ放題ダブルとか言う奴に加入し、課金の上限は決まっているので、やるなら徹底的にやるしかない。だけど、これが月6000円プラスになる。たかだか6000円なのだが、されど6000円ではある。

これだと、二台目としてiPhoneを持っても同じことになるので、思案のしどころ。通話が必要なく、単にネット接続型でiPhoneを持つなら、むしろ画面の大きいiPadのほうがいいではないか、ということになってしまう。

自宅の無線LANとどうつなぐかとか、WiFiとやらをどう活用するか、などと考え始まると、秋の夜長も早々に更けていくw

投稿: Bhavesh | 2010/09/24 08:45

未だに携帯を持ってない自分は小学生より遅れている極小数派だね。ほとんど自宅にいると、どうしても大画面のインターネット環境と比較してしまう。いつでもどこでも電話やメールを受けることができる機能は、便利だとは思うけど……。

投稿: チダ | 2010/09/24 07:45

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