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2010/10/21

電子書籍入門 読み方、買い方はこう変わる!

【送料290円 2900円以上で送料無料】【平日即日発送】ダイヤモンド社/週刊ダイヤモンド 2010年10月16日発売号
「電子書籍入門」 読み方、買い方はこう変わる!
「週刊ダイヤモンド」 2010年10月16日発売号
Vol.3 No.0187 ☆☆☆☆☆

 約70ページ弱に渡る特集記事。これから出そろってくるだろうタブレット端末の紹介や、その選び方、活用の仕方、そして、出版界をとりまく環境を、カラフルな、いわゆる雑誌風な取り組みでまとめてある。

 いや、コンテンツもないわけではない。すでに09年度で574億円の市場がある。そのうち全体の4分の3を占めるのは、ケータイ向けの電子コミックである。
 もっとも本誌読者にはなじみは薄かろう。その中心は「ボーイズラブ」と呼ばれる若い男性の同性愛を題材にした成年女性向けコミックなどだ。書店でおおっぴらに買いづらい本が、電子書籍として密かに売れていたのだ。
p33「夢のある読書体験が新たな読者を生む」

 ふむふむ、ボーイズラブとな・・? 若い男性の同性愛を題材にしたコミックを成年女性が読む。にわかにはお父さんには理解できない世界だが、この傾向は、どうやら、日米の読書文化に通じるものがあるようだ。電子書籍は、実は、この辺あたりからブレークするのかも。

 シャープは家電メーカーのイメージが強いが、じつは10年も前から電子書籍ビジネスを手がけてきた「先駆者」だ。12月、「ガラパゴス」をスタートさせる。片山社長にその戦略を聞いた。p40「第2弾では映像配信も視野に『ガラパゴス』は進化し続ける」

 名前だけなら、「ガラパゴス」で決まりだな。もしこのシャープの新しい電子書籍プロジェクトが成功したら、年末の「今年のなんとか大賞」のひとつぐらいは確実に獲得するだろう。電子書籍端末選びで、もし各社製品、一線横並びなら、この名前が最後の決め手になるのでないか(笑)。ガラパゴス、頑張れ!

 いまや、個人で電子書籍を作るのは決して難しくない。電子書籍端末に対応する文書フォーマットで原稿を流し込んだり、ワープロソフトで書いた原稿を、PDFなどのかたちで、書籍風のレイアウトで表示すれば、それはすなわち電子書籍である。p88「本を書いて自己実現したいなら知っておくべき自費出版の原則」

 突発的にスタートしてしまった当ブログだが、テーマが散漫であり、フォーマットもなにもあるものではない。しかし、この辺で、自分は一体何を言いたいのかと、ひとまとめしたい気分になる時がある。そう言う時に、電子書籍フォーマットとしてまとめておくのも面白いかもしれない。そういう側面から見て行くと、買うだけではなく、表現の側に回ることができるなら、電子書籍の意味が違ってくる可能性がある。

 雑誌は雑誌であり、内容はまるでゴッタ煮だ。しかも、今後これに類する記事はどんどん増えることだろう。なにはともあれ、にぎやかになることはいいことだ。 

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