EV(電気自動車)ライフを愉しむ
「EV(電気自動車)ライフを愉しむ」
日本経済新聞出版社 2011/01 単行本 150p
Vol.3 No.0250 ★★★☆☆
いいな、と思っても、車はそう簡単に乗り換えることはできない。それに、車は趣味性が強いので、セダンであろうが、スポーツカーであろうが、四輪駆動車であろうが、軽だろうが、ワゴン車であろうが、他人の趣味にはなかなか文句をつけることができない。
乗れるのだったら、どんな高級車だって乗ってください、というしかない。だけど、あまりにオンボロ車で煙モクモクというは困るし、事故を起こしそうな整備不良車も困る。燃費なんかどうでもいいと、ガソリンをバラまきながら走る車はだんだん少なくなっているが、それでも、燃費の悪い車はたくさんある。
キャンピングカー等はリッター5~6キロだったりするから、かなり燃費が悪い。燃費の悪い車は地球資源の問題もあり、環境汚染にも問題がある。やっぱりここは、ハイブリッドでしょう、ということで、わが家も昨年、11年乗った車が致命的な故障に至ったことをきっかけとして、ハイブリット・ベーシックに乗り換えた。
リッター35キロだとか37キロだとか、カタログには素晴らしい数字が躍っているが、実はそんなに走らない。せいぜい、リッター20キロ前後。それでも、いままでに比べたらかなりの伸び率だ。車格が上がっても、燃費が伸びるので、維持費が安くなる可能性がある。
いずれは電気自動車と言われているが、一般にはまだまだ現実の話ではない。この本に紹介されているのは、まだまだ未来の話。開発の人々には多いに頑張ってほしいが、一般ユーザーとしてのわが家は、現状のなかでいかに生き延びるかを検討していくしかない。
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