« キャンピングカーで悠々セカンドライフ | トップページ | 格安でできるログハウス獲得術 »

2011/02/05

ログハウス入門 ログハウスに暮らすために知っておきたいこと

【送料無料】ログハウス入門
「ログハウス入門」 ログハウスに暮らすために知っておきたいこと
『夢の丸太小屋に暮らす』編集部 2004/03 地球丸 全集・双書 193p
Vol.3 No.0242 ★★★☆☆

 ログハウスを作ってます、と年賀状に書いてきたのは何年前のことだったのだろう。多分4~5年前のことだったに違いない。山菜採りをしています、と書いてあったようにも思うし、野菜づくりをしています、と書いてあった年もあったような気もする。

 すこし羨ましい気もしたが、年に一度のこと、すっかりそのまま忘れていた。その知人の地に立って見れば、山菜採りも、野菜作りも、蜂蜜づくりも本当だったし、ティピーテントも、家づくりも本当だったけれど、ログハウスづくりは、あまり進んでいないようだった。

 実際にその土地に生えている木を伐採し、ログハウス用に準備しておいてはあるが、なかなかその機が訪れなかったらしい。結構な経費がかかることと、一人では作れないこと。専門家の手を借りる必要があるのだ。そんなことを考えているうちに、伐採した材木がすこし腐り始めたようだとも言う。

 ログハウス。それはそれなりに夢がある。私の最初のログハウスのイメージは、1980年代初めにNHKでアルビン・トフラーが出た「第三の波」の中でのことだった。エレクトロニック・コテッジの紹介で、ひとりのアメリカ青年が紹介されていた。

 彼は若いヒッピー風のプログラマ。森深く、小さなログハウスを生活の場としてソフト・プログラムを作っている。それが完成すると、バンダナを巻いた彼は、マウンテンバイクにバックパッキングで森の中にある湖まで下りる。

 そこには彼専用の水上飛行機があり、自転車から水上飛行機に乗り換え、そこから湖面を走って、アメリカの摩天楼へと飛ぶのである。彼のプログラムは高価で買い取られ、彼の質素な森の生活は実は、かなりリッチな経済力に支えられている、というようなストーリーだったはずだ。

 NHKアーカイブスにあるはずなので、そのうちまた見てみたいと思うが、今考えてみれば、なかなかトンチンカンなところは確かにある。まず、当時のパソコンはそれほど高機能ではなかった。そして出来たプログラムもせいぜい5インチフロッピーに入れる程度のものだったはずだ。だから決してそれほど大きなソフトではなかった。

 そして、万が一そのソフトが出来上がったとしても、いまならインターネットで瞬時に送信できるから、何も湖面に水上飛行機をキープしておく必要もないだろう。もっとも、森の中のログハウスに、どれだけの良質な回線が引かれているかどうかは大事な注目点ではあるが、それでもやっぱり30年の進歩は大きい。

 ひるがえって、現在の21世紀の自分の生活を考えると、森の中に住んでもいなければ、ぜんぜん高収入ではないが、すでにエレクトロニック・コテッジは完成していると言える。生産者=消費者のコンシューマースタイル、つまり職住一致は、もう10年以上前から当たり前のこととなっている。

 駅から何分かのところのごくごく小さなマイホームにいて、パソコン一台相手にさまざまな作業を繰り返し、時には、ごくごくベーシックなハイブリット車に乗って町場に行く。ごくごく基本的な手数料が月にいくらか口座に振り込まれ、我が生活はそれなりに続いている。

 このサイクルの中にログハウスが入ってくる余地も、必然性もない。町の中の高層ビルと、郊外の森の中のログハウス、という組み合わせは、なかなかカッコイイようにも思うが、このデフレの日本においてはあまり効率のよいライフスタイルとは言えない。

 近くの温泉街から、数キロ離れた先に、いわゆる芸術家たちが集まっている集落がある。その一角に、ログハウスで作ったコーヒーショップがある。もともと公務員だった人が何年もかけて、コツコツ作ったもので、なかなか見事なものだ。ログハウスが何棟もある。小さな物置風なものから、大きな住まい風なものまで。あんな風に作れたらいいな、と思う。

 この本、ログハウス「入門」とはいうものの、あまりに本格的過ぎる。そしてログハウス重視で、ログハウスメーカーの回し者ではないか、と思う。たぶんそのとおりだろう。自分の中のログハウスのイメージは森の中にある。町の中になかにある、あまりに贅沢なログハウスは、町の中を意味なくはしる四輪駆動車と同じように見えて、全然エコじゃない。

 もっとシンプルで、簡単なログハウスは作れないのだろうか。

|

« キャンピングカーで悠々セカンドライフ | トップページ | 格安でできるログハウス獲得術 »

39)メタコンシャス 意識を意識する」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ログハウス入門 ログハウスに暮らすために知っておきたいこと:

« キャンピングカーで悠々セカンドライフ | トップページ | 格安でできるログハウス獲得術 »