光のアカシャ・フィールド 超スピリチュアル次元の探求 よしもとばなな/ゲリー・ボーネル
「光のアカシャ・フィールド」 超スピリチュアル次元の探求
よしもとばななXゲリー・ボーネル 2009/07 徳間書店 単行本 313p
Vol.3 No.0239 ★★★☆☆
えっと、ゲリー・ボーネルって誰だっけかな。知っているような、知らないような。いつの間にか彼の本を読んでいたかも知れない、と、自分のブログをググッて見ても、後ろのプロフィールを見ても、思い当たらない。
ボーネル 僕に会うと、ほとんどの人が銀行家か保険の仕事をしていると思うんですよ。p282
なるほどな、確かに同業者にこのような人がいそうな感じがする。
よしもとばなな・・・? についても知っているようなぁ、と自分に問いかけてみても、う~ん、結局よくわかっていない。吉本隆明の子供だってことは知っているが、そもそも吉本隆明についてだって、結局はよくわかっていないんじゃぁないかな。
ばなな 初めて会ったとき、9対1ぐらいの割合で男だと言われました。p149
これはボーネルがばななを評した言葉であるが、これには賛成できる。この風貌というかオーラというか、これが、彼女の作家であることを支えている気がする。田辺聖子、森村桂、あるいは内館牧子や林真理子にさえ繋がる、何かがある。でも、ばななが彼女たちを超えているとすれば、ばななの作品が海外でも広く翻訳されている、ということかな。
しかしながら、この本のタイトルはちょっと大げさだな。そもそもボーネルの本のタイトルが、このような言葉使いになっていたからだろう。この本の著者は、よしもとばななXゲリー・ボーネルとなっている。ばななの方が前だ。
ばなな そんなことを本に書いたら大変なことになっちゃう。(笑) 爆破されちゃう。でも、徳間書店は大丈夫だ。大体いつもそんなことばっかりやっているから。p051
そうだねぇ。この本も徳間書店の本だ。徳間書店とくれば、こちらもネクタイをゆるめて、眉に唾をつけて読む本、というイメージが強い。
ボーネル アカシックレコードに入る・・・・、それは人間の意識に入るという意味になります。地球の意識体というものが存在します。地球の意識体を通して真実に到達することもできます。p39
いわんとすることは分かるが、地球自体が意識を持つ、ということはないだろう。地球上に生きる人間たちの集合超意識が、より宇宙意識に近づく、ということはあるだろうが。
ばなながボーネルの本の推薦文を書いたあたりが二人の出会いのようだが、なるほど不思議な本だ。肩肘はっていないが、おかしなことを、結構まともに読ませてしまう。この「おかしなこと」を表現できないでいる人たちがたくさんいて、彼女や彼が、原寸大で自分を代弁してくれているような気になるのだろう。
この対談、中に通訳が入っているはずなのに、本ではタイムラグがないので、ばななの問いかけに即答しているようなボーネルがいる。だが、ここはここ、徳間書店の本だからね、ネクタイをゆるめて、眉に唾して読むのがいいでしょう。
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