ログハウス大全 プランニングブック
「ログハウス大全」プランニングブック―実例&プラン500例
ウッディライフ編集部 (編集) 2000/12 山と溪谷社 大型本: 305p
Vol.3 No.0244 ★★★★☆
こちらもエコビレッジにログハウス、と言った場合の建築物としてはあまりにかけ離れたプランがほとんどだ。「世界のエコビレッジ」のイサカ憲章には、「中流階級の米国人が容易に複製できる」プランという触れ込みがあったが、これの米国人のところを地球人としたとしても、やはり容易に「複製」できるようなプランであってほしい。
そう言った意味では、これは永住型どころか複数世代型であり、店舗や高級建築のようになってしまっている。もっと「格安でできるログハウス獲得術」的な、「Do It Yourself」的な現実性がほしい。
ただこの本、建物自体以外の記事がなかなか充実している。「薪ストーブ完全教書」p222などは、なるほどかなり詳しい。居住の最初は石油ストーブなどを使うとしても、長期滞在型で、しかも冬季間もとなれば、当然、森の中においては、薪ストーブが正しい選択となろう。
いろいろなデザインもあり、価格もまちまちだ。実際の購入価格はどうなるかわからないが、下手すりゃ、ログハウス本体より高いものにさえなってしまう。ここは機能優先で、しかも丈夫なものがほしい。
「建具・建材の選び方」p243も必読。丸太を組んだだけでは住めない。窓もドアも必要だ。せっかくの丸太小屋。その雰囲気を壊さず、なお機能的なものとなると、こちらも結構な知識が必要となる。このような周辺資材も十分予算に加えておかないと、プランがプランのまま夢と消えていくだろう。
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