« コミュニティビジネス入門 地域市民の社会的事業 | トップページ | 究極の旅 <3> »

2011/02/16

マルチバーシティ・ジャパン事業<1>

Mvj

 

「マルチバーシティ・ジャパン事業」 多次元的な「新人類(New Man)」の惑星へ 科学と芸術と意識の融合のためのビジョン<1>
マルチバーシティ・ジャパン MVJ 2004/06
Vol.3 No.0258

 

■マルチバーシティのビジョン

What is Multiversity?

●多次元的に生きる、新しい人間。

これまではリアリティの3つの相である科学・芸術・意識を、
一次元的に分断して、文字どおり「分野」ごとに分けて発展してきた。
これが文明の不均衡、アンバランスを生んで、破壊へと至る元凶となる。

本来、これらの3つの重要なファクターが融合されて宇宙が
形成されていることは、
この地球の自然や天体を観察するだけでも納得がいく。
マクロ宇宙がそうであるならば、相似形のミクロ宇宙も本質的に内包されている。

科学者であり、アーティストであり、神秘家であり得る。
この3つの局面を同時に生きる豊かな多次元的人間が「新人類」と呼ばれる。

自らの魂を一次元的に貧相に規定するのではなく、
宇宙の存在が示す可能な限りの多様性、道を豊かに生きていく。
マルチバーシティはこうした新しい人間を生みだし、
育んでゆくための母胎、マトリックスとなる。


        [新人類 New Man]

         CONSCIOUSNESS
           《意識》
       神秘家のように自らの実存に
        深く根ざしていること。
          
    ARTS              SCIENCE
   《芸術》              《科学》 
詩人のように感じやすく、      科学者のように正確で
愛に満ちていていること。       客観的であること。

         ↓        ↓
       ●マルチバーシティMultiversity
    三つの次元が同時に存在してゆくことを許し、
     多次元的に成長していくことを許す人。
   それこそが未来の次元へと上昇していく新人類。
3/12

 

 

 

 「山の椒エコビレッジ」の構想の存在を話したところ、友人が、マルチバーシティの「企画書」を送ってくれた。その内容は、mixiコミュの「マルチバーシティ」にすでにアップされているものであるが、もらったものは、PDFファイルにおとされ、美しい写真も付いた本格的なものだ。

 

 山の椒エコビレッジのブログを立ち上げたところ、その「目的」あたりの文言を、どのように外に出していけるのか、なかなか難しいことに気がついた。家族にも聞いてみたが、「ちょっと見ただけでは何をしたいのか分からない」という意見が多かった。

 

 直接、エコビレッジで何をやりたいのか、と訊かれたら、私なら、この「マルチバーシティのビジョン」を提示すればそれで終わりだ。科学と芸術と意識の融合だ。その中で進化する新しい人間。そしてその場としてのエコビレッジ。

 

 農業は、科学なのか、芸術なのか、意識なのか。多分全部含まれている。

 

 絵を描くことは、科学なのか、芸術なのか、意識なのか。多分全部含まれている。

 

 エコビレッジという「場」をつくる作業は、科学なのか、芸術なのか、意識なのか。多分全部含まれている。

 

 「山の椒エコビレッジ」は、メインストリーム・アプローチでいくことを決めている。つまり、特定の思想や人物の影響下で動くのではなく、日本国内ならどこでも移植可能な形態を作り上げることが、主なるテーマとしてある。だから、私個人としてはOshoは抜きがたいとしても、全体としては、ごく一般的な、ごく当たり前の道をいくのである。

 

 現実には、いかにこの「マルチバーシティ」のビジョンを、「エコビレッジ」に具現化するか、というところに、エネルギーを注いでいく必要がある。あるいは、そう勢い込まなくても、意識がよりクリアになれば、具現化してくるはずだ、という想いがある。

 

<2>につづく

|

« コミュニティビジネス入門 地域市民の社会的事業 | トップページ | 究極の旅 <3> »

39)メタコンシャス 意識を意識する」カテゴリの記事

コメント

>これまではリアリティの3つの相である科学・芸術・意識を、一次元的に分断して、文字どおり「分野」ごとに分けて発展してきた。

この前提が間違っています。
この文章を書いた人は何も理解していないようですね。
科学・芸術・意識は歴史的にも常に相互に関連し、影響し合いながら発展してきました。
たぶん学校教育が分断して教えてきたから、そう思うのでしょう。

投稿: devayana | 2018/12/11 08:38

この時期、この記事が浮上してくるかなぁ。今となっては、過去の良き思い出になってしまったプロジェクトであるが、歴史は歴史として記憶しておく必要がある。
 されど、もういろいろと更新が必要であろう。現実的に書き換える勇気のある御仁はおられるかな・・?

投稿: Bhavesh | 2018/09/27 13:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マルチバーシティ・ジャパン事業<1>:

« コミュニティビジネス入門 地域市民の社会的事業 | トップページ | 究極の旅 <3> »