マルチバーシティ・ジャパン事業<1>
「マルチバーシティ・ジャパン事業」 多次元的な「新人類(New Man)」の惑星へ 科学と芸術と意識の融合のためのビジョン<1>
マルチバーシティ・ジャパン MVJ 2004/06
Vol.3 No.0258 ★★★★★
■マルチバーシティのビジョン
What is Multiversity?
●多次元的に生きる、新しい人間。
これまではリアリティの3つの相である科学・芸術・意識を、
一次元的に分断して、文字どおり「分野」ごとに分けて発展してきた。
これが文明の不均衡、アンバランスを生んで、破壊へと至る元凶となる。
本来、これらの3つの重要なファクターが融合されて宇宙が
形成されていることは、
この地球の自然や天体を観察するだけでも納得がいく。
マクロ宇宙がそうであるならば、相似形のミクロ宇宙も本質的に内包されている。
科学者であり、アーティストであり、神秘家であり得る。
この3つの局面を同時に生きる豊かな多次元的人間が「新人類」と呼ばれる。
自らの魂を一次元的に貧相に規定するのではなく、
宇宙の存在が示す可能な限りの多様性、道を豊かに生きていく。
マルチバーシティはこうした新しい人間を生みだし、
育んでゆくための母胎、マトリックスとなる。
[新人類 New Man]
CONSCIOUSNESS
《意識》
神秘家のように自らの実存に
深く根ざしていること。
ARTS SCIENCE
《芸術》 《科学》
詩人のように感じやすく、 科学者のように正確で
愛に満ちていていること。 客観的であること。
↓ ↓
●マルチバーシティMultiversity
三つの次元が同時に存在してゆくことを許し、
多次元的に成長していくことを許す人。
それこそが未来の次元へと上昇していく新人類。 3/12
「山の椒エコビレッジ」の構想の存在を話したところ、友人が、マルチバーシティの「企画書」を送ってくれた。その内容は、mixiコミュの「マルチバーシティ」にすでにアップされているものであるが、もらったものは、PDFファイルにおとされ、美しい写真も付いた本格的なものだ。
山の椒エコビレッジのブログを立ち上げたところ、その「目的」あたりの文言を、どのように外に出していけるのか、なかなか難しいことに気がついた。家族にも聞いてみたが、「ちょっと見ただけでは何をしたいのか分からない」という意見が多かった。
直接、エコビレッジで何をやりたいのか、と訊かれたら、私なら、この「マルチバーシティのビジョン」を提示すればそれで終わりだ。科学と芸術と意識の融合だ。その中で進化する新しい人間。そしてその場としてのエコビレッジ。
農業は、科学なのか、芸術なのか、意識なのか。多分全部含まれている。
絵を描くことは、科学なのか、芸術なのか、意識なのか。多分全部含まれている。
エコビレッジという「場」をつくる作業は、科学なのか、芸術なのか、意識なのか。多分全部含まれている。
「山の椒エコビレッジ」は、メインストリーム・アプローチでいくことを決めている。つまり、特定の思想や人物の影響下で動くのではなく、日本国内ならどこでも移植可能な形態を作り上げることが、主なるテーマとしてある。だから、私個人としてはOshoは抜きがたいとしても、全体としては、ごく一般的な、ごく当たり前の道をいくのである。
現実には、いかにこの「マルチバーシティ」のビジョンを、「エコビレッジ」に具現化するか、というところに、エネルギーを注いでいく必要がある。あるいは、そう勢い込まなくても、意識がよりクリアになれば、具現化してくるはずだ、という想いがある。
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コメント
>これまではリアリティの3つの相である科学・芸術・意識を、一次元的に分断して、文字どおり「分野」ごとに分けて発展してきた。
この前提が間違っています。
この文章を書いた人は何も理解していないようですね。
科学・芸術・意識は歴史的にも常に相互に関連し、影響し合いながら発展してきました。
たぶん学校教育が分断して教えてきたから、そう思うのでしょう。
投稿: devayana | 2018/12/11 08:38
この時期、この記事が浮上してくるかなぁ。今となっては、過去の良き思い出になってしまったプロジェクトであるが、歴史は歴史として記憶しておく必要がある。
されど、もういろいろと更新が必要であろう。現実的に書き換える勇気のある御仁はおられるかな・・?
投稿: Bhavesh | 2018/09/27 13:51