里山・山地の身近な山野草
「里山・山地の身近な山野草」 ワイド図鑑
菱山忠三郎 2010/10 主婦の友社 単行本 367p
Vol.3 No.0249 ★★★★☆
里山に縁ができたからと言って、すぐ開墾して野菜づくりをはじめなくてはならない、というものでもない。むしろ、そのままの里山の雑木林に入り、自然を直かに味わうことも大切だろう。先日、ケースXの側を通りがったら、なんとこの季節、雪に埋もれて、一歩もスペースに入ることができないような状態だった。
もっとも、偶然に通りかかったので、長靴も手袋もなく、ビジネススーツではちょっと無理、ということだった。今、この季節ならこの季節らしく、春の花たちは、その雪の下で、新たなる生命をはぐくんでいるに違いない。
山菜を取ったり、蜂蜜を採集したり、日向ぼっこしたりと、里山には里山にしかできない楽しみがある。そのように、まずは自然に親しむ姿勢が大切だろう。この本に書かれているような眼力をすこしでも身につければ、きっと、単なるウィーキングではない散策ができるはずだ。
そしてカメラが趣味の人なら、この本にあるようなきれいな画像をHPにアップしたりするだろう。幾人かの友人はそのようなページを作っている。うらやましいな、と思いつつ、私にはなかなかこのようなデリカシーが根づかない(笑)。
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