「アイ・アム・ヒッピー」 日本のヒッピー・ムーヴメント’60-’90 山田 塊也<1>
「アイ・アム・ヒッピー」 日本のヒッピー・ムーヴメント’60-’90 <1>
山田 塊也 (著) 1990/05 第三書館 単行本: 324p
Vol.3 No.0325 ★★★★☆
1)三省追っかけの中で、その関連リストを1990年ころまで順次めくってみるが、山田塊也(ポン)に関する記述はほとんどない。
2)三省、ナナオ、そしてポンがあってこその「部族」だと思うのだが、三省があまりポンに触れなかったのは、何か理由があったのだろうか。当ブログのパラパラ早めくりでは、その記述を発見できなかった。
3)遅れてきた世代の私等から見れば、「部族宣言」や「部族の詩」の三省の文章、ナナオという生きた「サンプル」、そして、ポンのあの「ぶっ飛んだ」イラストがあったればこその「部族」だと思うのだが、それがない。
4)そういうスキマを狙ったのかどうかは定かではないが、1990年にポンが出したこの本は、三省追っかけをして行く中では、特に「ロングヘアー」時代の「部族」を追っかけるには、絶対欠かせない一冊であると思う。
5)ポンの「世界」はそれなりなので、こちらもまた、ナナオや三省からの相対化の中で見詰められるべきなのだが、今は、なにはともあれ、この一冊があることを記しておけば、足りるだろう。
6)ポンには他に「トワイライト・フリークス」(2001)など数冊の著書がある。 ポンは2010年4月26日に亡くなった。合掌
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