ラームプラサード 母神賛歌 長沢哲夫,山尾三省/訳
「ラームプラサード 母神賛歌」
長沢哲夫,山尾三省/訳 1982/04 屋久の子文庫 76p 大きさ 21cm
Vol.3 No.0350 ★★★★☆
1)三省追っかけにおいては、初期の小部数の出版物はなかなか見ることができない。この本も1982年の出版とはいえ、まだまだ三省が一部でのみ評価の高かった時代であり、そもそも出版してくれるところがなかった。
2)インドを旅した長沢哲夫がこのヒンドゥ経典を持ちかえり、一人で訳したものを見て、三省が加わり、わずか500部限定で、屋久島の兵頭さんという女性が代表する機関から出版された。兵頭さんとは、屋久島へ三省を導いた人でもあり、ひょっとするとその人の奥さんかもしれない。
3)この本は、屋久の子文庫から国会図書館に寄贈されたもの。貴重な一冊だ。こうして各地の図書館から、以前のように希少本が送られてくるところまで、図書館ネットワークは復活した。当ブログにとっても、記念すべき貴重な一冊だ。
その日はいつやってくるのだろう
ターラー ターラー ターラーと呼びながら私の両目から
涙が流れ出す その日は
その時私のハートの蓮華がいちどに開き
すべての暗闇は心を去っていくだろう
その時私は絶えずターラーの名を叫びながら
この地上をゆらゆらとゆられて行くだろう
すべての礼拝の違いや区別を棄てて
私の心の悲しみは終わりを告げるだろう
形のない女神
何百ものヴェーダの詩句を遥かに超えたお方が
私の運命となるだろう
聖なるラームプラサードは高らかに言う*
母はすべての器の内におられる
めくらよ
夜の中にあり夜を追い散らす母を見よ! LXV
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