いまだから読みたい本ー3.11後の日本 坂本龍一・他
「いまだから読みたい本ー3.11後の日本」
坂本龍一+編纂チーム選 2011/08 小学館 単行本 127p
No.0404★★★★☆
1)坂本龍一については、「原発と人間 朝日ジャーナル 2011年 6/5号 週刊朝日増刊」や「脱原発社会を創る30人の提言」など、3.11以降の発言にかなり近しい親しみを覚えていた。
2)当ブログは現在、「3.11天地人」カテゴリを疾走中である。「天」としての地震・津波、「地」としての原発事故、そして「人」としての精神性。その中でも、現在は「地」としての原発事故や放射線問題を読み込み中である。
3)しかしながら、当ブログとしての傾向性としては、ほんらいこの「人」をこそ第一義的に読みこむ必要がある。
4)いずれ、この本道に戻って来る必要があるのだが、そのことをしっかりと思い出させてくれる一冊。いずれ戻ってくるとして、巻末に推薦リストがあったので、今後読みこむかどうかはわからないが、アップだけしておく。
「さらに読みたい人のために」 p113
坂本龍一セレクション
「宇宙樹」 竹村真一 2004 慶応義塾大学出版会
「現代政治の思想と行動」 丸山眞男 1964 未来社
「イシュマエル」 ダニエル・クイン 1994 ヴォイス
「歌の祭り」 ル・クレジオ 2005 岩波書店
「悲しき熱帯」 レヴィ=ストロース 1997 中央公論社
「大いなる語りーグアラニ族インディオの神話と聖歌」 ピエール・クラストル 1997 松籟社
「野性哲学」 管啓次郎×小池桂一 2011 講談社
「モモ」 ミヒャエル・エンデ 1982 岩波書店
「カイエ・ソバージュ」 中沢新一 2010 講談社
「技術への問い」 ハイデッガー 2009 平凡社
「成長の限界 ローマクラブ『人類の危機』レポート」 D・H・メドウズ他 1972 ダイヤモンド社
「沈黙の春」 レイチェル・カーソン 2004 新潮文庫
「いのちと放射能」 柳澤桂子 2007 ちくま文庫
「隠される原子力・核の真実」 小出裕章 2010 創史社
「森へ」 星野道夫 1996 福音館書店
「クジラたちの唄」 ロジャー・ベイン 1997 青土社
「水の惑星」 ライアル・ワトソン 1988 河出書房新社
「北欧のエネルギーデモクラシー」 飯田哲也・他 2000 新評社
「海・呼吸・古代形象ー生命記憶と回想」 三木成夫 1992 うぶすな書院
「動的平衡」 福岡伸一 2009 木楽舎
「環境倫理学のすすめ」 加藤尚武 1991 丸善出版
「Unknown Quaritity:まるで未知数なるもの」 ポール・ヴィリリオ 2003 Thames & Hudson
「Intolerable Beauty: Portrais of American Mass Consumpti」 クリス・ジョーダン 2003~5 ネット上の画像
「核に蝕まれる地球 岩波フォト・ドキュメンタリーー世界の戦場から」 森住卓 2003 岩波書店
「風の谷のナウシカ」 宮崎駿 1984~95 徳間書店
荒川祐二セレクション 以下 6人分割愛
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