3.11から始まったこと ~東京電力福島第一原子力発電所原発震災を生きる私たちへの提言~ 小出裕章講演会
「3.11から始まったこと」 東京電力福島第一原子力発電所原発震災を生きる私たちへの提言~
講師:小出裕章(京都大学原子炉実験所) 2011年8月5日(金)午後6:00-9:00 * 会場:ハーネル仙台 3階
★★★★★
1)どっか行きたいと思った。南へ行こうか、北へ行こうか。途中まで行き先を決めないで高速に乗った。どうやら、北は混んでいるらしい。南にいくことにした。
2)南。3.11後、内陸部の東北道は走ったし、沿岸部の県境までは行ったが、それより南には行っていない。よし、きょうは、南相馬市まで行ってみよう。そんな、蛮勇がわいてきた(笑)。
3)福島に入ったからと言って、別に風景が変わっているわけではない。地続きであるから急に変化はしない。人々の暮らしはあるし、みんな仕事をしている。瓦の修理の必要な家々はある。なるほど、海岸にちかい道になると、津波の影響はある。
4)南相馬市に入って、まもなくすると、立ち入り禁止区域に到達した。そこから海岸線におり、そこからずっと北上して戻ってきた。
5)途中でケータイに連絡が入った。講演会の整理券があるから行かないか、というお誘い。ああ、そうであったか、今日は小出氏の講演会の日であった。
6)3.11以降、原発問題は大変なことになってしまった。ますます直視しなければならない。大変なことなのだが、覚悟しなければならない。
7)講演会は面白かった。非常に分かりやすかった。そして思った通りの内容だった。でも、いくつかの疑問も残った。
8)放射線、放射能、放射性物質、ってそんなに怖いのだろうか。実際のところ、どうなっているのだろう。なかなか実感が湧かない。
9)ガンになる確率が高くなるという。その辺の統計も自分なりに納得しなければならない。
10)子供たちの方が影響が大きいという。子供たち、孫たちを守らなければ。どうしたらいいんだろうな。
11)いろいろな新たなる疑問が増えた講演会だった。
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