命を守る防災サバイバルBOOK<2> Be-pal編集部
「命を守る防災サバイバルBOOK」 <2>
Be-pal編集部 2011/05 小学館 単行本 96p
1)サバイバル関連一覧
「地域発・防災ラジオドラマづくり」 知恵と絆で高める防災力 長坂俊成他 2011/03 日本放送出版協会
「自宅につくる震災対処PCシステム」 節電・停電対策から安否確認まで 日経BPパソコンベストムック 2011/05 日経BP社
「自然災害最新サバイバルBOOK」 “自然災害”発生時に生き残るための知恵と選択 エイムックエイ出版社 2011/05
「震災に負けない!Twitter・ソ-シャルメディア「超」活用術」 新しい情報インフラを考える会 2011/05 エクスナレッジ
「原発・大震災サバイバルブック」週刊朝日臨時増刊 2011/5/25
「帰宅難民なう。」 難民A 2011/05 北辰堂出版
「災害時ケータイ&ネット活用BOOK」 「つながらない!」とき、どうするか? 西田宗千佳他 2011/05 朝日新聞出版
「命を守る防災サバイバルBOOK」 Be-pal編集部 2011/05 小学館
「災害時帰宅支援ハンドブック」 万一の際に帰宅難民にならないための「モノ」「ノウハウ」「サービス」 別冊Goods press 2011/05 徳間書店
「1台7役 手回し充電ライト 携帯レスキューそなえ君」 主婦の友社 2011/07
「くるくる回して 充電くん」 携帯充電機能付ダイナモラジオライト~ 2011/8
「停電・震災に備えるPC管理術 データ」 ネットワークを守る安心環境を構築せよ 橋本和則 2011/07 技術評論社
「ITで実現する震災・省電力BCP完全ガイド」 システム視点で事業継続計画を見直す 日経BPムック 2011/07
「地震の準備帖」 時間軸でわかる心得と知恵 国崎信江 2011/08 NHK出版
「災害ボランティア・ブック」 週末は東北へ 平凡社編 2011/09
「石巻赤十字病院、気仙沼市立病院、東北大学病院が救った命」 東日本大震災医師たちの奇跡の744時間 久志本成樹他 2011/09 アスペクト
「3・11あの日のこと、あの日からのこと」 震災体験から宮城の子ども・学校を語る みやぎ教育文化研究センター 2011/09 かもがわ出版
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2)太陽光発電の無料見積りを頼んだら、営業マンが来た。すでに10数年のキャリアのある電工マンだが、自分が設置した太陽光発電システムはすでに200台くらいになるらしい。
3)自宅の屋根にも取り付けていたが、今回の震災で家ごと流されたという。聞いてみれば、自宅は岩手県の沿岸部。海岸線から100mということだから、想像するに余りある。
4)父親は流され、ようやく一月ほど前に海の中で発見されたという。遺体の損傷は激しく、入歯と身に着けていたケータイで身元が判明したという。
5)家も流されたので、現在は仮設住宅住まい。ああ、こういう人たちも、今は、たちあがって、まずは自分の仕事をしようとしているのだな。
6)がんばろう!東北、のかけ声にも、もう、これ以上、なにをどうすればいいのか、というつぶやき。
7)それでも、彼は、なかなか優秀な技術者のようにお見受けした。発注するかどうかはともかくとして、我が家における太陽光発電の模索は、ただ単にシステムを屋根に乗っける、ということだけではないな、と再認識。
8)実際、営業の話を聞いてみると、なかなか複雑なシステムで、いままで普及しなかったのにはそれなりに理由がある、と思う。だが、首相もかわり、一段と、「脱原発依存」が強まりつつあるなか、太陽光システムは、もっともっと一般的になっていいはずだと、と今さらに思う。
9)一時順調に再開された図書館だが、ここに来て、また10日ほどお休み。本格的に内部を修理するらしい。そこで、いつもいかない別の図書館に行って、また、この本を見つけてきたので、借り出してきた。
10)この本、暗くないのがいい。
11)アウトドアの道具を使いこなしたり、スキルを身につけておくと、不測の事態の際に、l極度にあわてたり、不安に襲われたりすることが、少なくなるはずです。p2
12)たしかにそう思う。正直言って、巨大震災においては、シロートのサバイバル知識など、こっぱみじんにぶっ飛ばされて、本当は何にも役立たないことも多いのではあるが、本当に紙一重のところで生死を分けたことを考えてみれば、やはり普段から、サバイバルなアウトドア体験は、絶対にしておくべきだと、思う。
13)この本は明るい。BE-PAL誌の感覚で、暗くならずに震災を考えることができる。むしろ、ゲーム感覚で震災と取り組むことさえできるかもしれない。
14)本当に震災の直撃を受け、肉親を失い、財産の全てを失った人たちに対しては、何にもならないかもしれない。が、それでもやはり、「命を守るサバイバル」意識は持ち続けなければならない。
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