電気に頼らない涼しい生活 ちょっとした工夫で夏も快適に過ごせる! 加藤清彦他
「電気に頼らない涼しい生活」 ちょっとした工夫で夏も快適に過ごせる!
加藤清彦/黒部和夫・他 2011/06 河出書房新社 単行本 189p
Vol.3 No.0474★★★☆☆
1)暑さ寒さも彼岸まで。9月後半になれば、さすがに朝晩は肌寒くなり、掛け布団は必要となる。これからはむしろ風邪をひかないように、暖房を考えなければならない季節になってきた。
2)この本は6月にでた本だから、節電モードで、この夏さをどう過ごそうか、という対策本として作られている。
3)もともと、夏は暑いもので、昔からいろいろ工夫はされていた。別に今新しい対策などない。涼しく過ごすためにはまずはエアコン、というスタイルになって久しいが、近年の省エネモードが、今年は、さらに原発事故で節電モードに加速度がついた。
4)ポケットチーフのメリットは、ネクタイの代わりに、相手の視線を上に上げてくれること。仕事の話をしているとき、相手の目線は首もとに集まってきます。そのとき、普段しているネクタイがないと目線が下がり印象もどすんと下がってしまい、心理的にもポジティブになれません。それを補うにはポケットチーフが有効です。p76「ノーネクタイをラフに見せないポケットチーフ」
5)小泉政権の期間中、功罪はさまざまあれど、クールビズとしてノーネクタイを推進したことはとても大きな功績であったと、私は思う。もともとネクタイは嫌いなのだが、どうしても他に方法がなくて簡単にネクタイをしてしまう。それを簡単に取りはらってくれた。
6)ましてや、今年などは、クールビズとして5月~10月の半年間がノーネクタイで過ごせるのだから、いっそ、一年間ノーネクタイにしたっていいじゃないか、と思う。そして、このポケットチーフは、一年間使えるのではないか、と思う。
7)その他、いろいろなアイディアが書かれているものの、特に目新しいものは、この本はない。
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