地球人スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版<12>シンギュラリタリアンカテゴリについて
「地球人スピリット・ジャーナル」
ダイジェスト版
<12>「シンギュラリタリアン」カテゴリについて
1)「シンギュラリタリアン」は「シンギュラリティ」の後継カテゴリである。書かれたのは2007/07~2007/12の間。深層心理から超意識まで、科学も神秘主義も同一に並ぶ場を幻視して読み進めた。
2)このカテゴリで「再読したいこのカテゴリこの三冊」の代りに、ひとつだけ「お気に入り」に上げたのはこれ。
「2001年宇宙の旅」 スタンリー・キューブリック 148分
3)ありきたりな結論ともいえるが、有象無象の「統一場」を探していた結果、大した結果も得られず徒労感もひどかったので、なにか癒しが必要だったのだ。たしかに「2001年宇宙の旅」は、かなりのものを包括しており、エンターテイメントとしての価値も高い。今見ても、SF映画の最高峰である。
4)実はこの頃は、かなり雑多なジャンルに首をつっこみつつも、ひとつのまとめにかかっている時期であり、再読もかなり進んでいる。図書のみにかぎらず、ビデオやDVDなど視聴覚資料もかなり借り出してのブログ記録だったので、個人的にはわりと好ましいと思われる。
5)この時期の結論が「2001年宇宙の旅」であったのは、象徴的である。最初にみたのが、1977年のプーナの映画館であったことも、何かの関係があろう。
6)シンギュラリティもシンギュラリタリアンもなかなか面白いぞう。手を付けるとおわりがなくなるから、ほどほどにしなくてはいけないが。早く、無責任にこの世界で遊べるステージに進みたい。
7)特異点と訳されるシンギュラリティ。イメージとしては、コンピュータと意識が一つに繋がってしまう世界。人類の意識が全部繋がってしまうという仮定の世界だ。そこに向きつつネット社会は成長しているともいえる。
8)それを支える積極的なスピリチュアルな統合も必要になる。ケン・ウィルバーのような統合も必要になる。だが、それでは限界がある。映画「マトリックス」のような問題提起もある。「ハリーポッター」や「スターウォーズ」のようなSFもまた、ひとつの実験であるとは思う。
9)ネット上におけるシンギュラリティは、まずはツイッターのような形で地球上に棲む人々は同時性を獲得した。また、これは将来的ではあろうが、バーチャルリアリティ・セカンドライフが将来的に大きく変貌と遂げて再登場してくることを期待する。
10)スピノザのような哲学も、もっとシンプルで柔らかいシステムで再考される必要がある。そう言った意味では、スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」は傑作である。
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