地球人スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版<19>スピノザ・カテゴリについて
「地球人スピリット・ジャーナル」
ダイジェスト版
<19>「スピノザ」カテゴリについて
1)当ブロブの志向性は、拡大と凝縮と二つの方向性がある。拡大・拡散する場合は、限りなく手当たり次第ということになる。とはいうものの、やはり自分の手の届く範囲にとどまる。
2)「スピノザ」カテゴリは、縮小・凝縮の過程にあった志向性である。しかしながら、スピノザは、私の中にあるわけではなく、外側にあるテーマであり、結局は、充分な凝縮効果は得られなかった。スピノザを理解するのに、周辺の知識や情報を集めなければならなかった。スピノザは魅力的ではあるが、深追いは禁物である。
3)書かれたのは2007/12~2008/10の間。
4)スピノザは、西洋社会、キリスト教社会を背景にしながら読み進められなくてはならないが、結局、当ブログでは東洋思想にすぐ鞍替えしてしまった。この期間に読まれた本はひとつひとつが興味深いが、スピノザ本人への追及はほどほどにしよう。
5)再読したいこのカテゴリこの三冊は次のとおり。
「ウィトゲンシュタインが見た世界」 哲学講義 黒崎宏 2000/06 新曜社
「反哲学入門」 木田元 2007/12 新潮社
「マンダラとは何か」 正木晃 2007/08 日本放送出版協会
6)ウィットゲンシュタインはいつかは徹底的に追っかけてみたいが、それは時間があれば、ということで、実際にはやらないだろう。私の手にあまる。だが魅力的で黒崎宏の仕事のなかからウィトゲンシュタインを見つめることのほうが面白そうだ。
7)木田元の仕事も面白い。「反哲学入門」は津田真一の「反密教学」と合わせて今後、当ブログで読み進める予定。
8)正木晃の一連の仕事も実に興味深い。当ブログは彼の仕事にかなりの恩恵を受けた。
9)スピノザ、という名前の元、原点に帰ろう、凝縮しようという努力は見える。ただ、中心の中心たる無や空にたどり着いたかどうは、定かではない。
10)スピノザそのものも興味深いが、このカテゴリで「スピノザ化」した内容もなかなか面白い。ここで読み込んだものは、当ブログの中核になっている部分だ。
11)ウィットゲンシュタインも読んだが、まだ食いたらない。
12)松岡正剛や立花隆の読書法も学んだ。
13)チベット密教を扱っている時が、一番たのしいな。2順目の旅にでようか。
14)うん、なかなかいい。
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