地球人スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版<21>mandala-integral カテゴリについて
「地球人スピリット・ジャーナル」
ダイジェスト版
<21>「mandala-integral」カテゴリについて
1)インテグラルという単語はウィルバーの「インテグラル・スピリチュアリティ」から借りた。統合する上で、さらに曼荼羅の力を借りようという算段である。
2)ウィルバーが失敗するように、集めただけでは本当のインテグラルにはならない。環状島の尾根に立つことができるだけである。そこから内海に向かって、声なき声を聞き、姿なき姿を見い出さなければならない。
3)書かれたのは2007/12~2009/01の間。こちらも休眠状態が長かった。
4)チベット密教、ウィルバー、曼荼羅、ZEN、ダライラマ、エサレン、ユング、神秘主義、クリシュナムルティ、ウィトゲンシュタイン、トランスパーソンル、セラピー、シュタイナー、なんでもありのごった煮だが、それをインテグラルしようというのである。
5)ひとつひとつはとても楽しいのだが、そのインテグラルのさらに真ん中。そここそが眼目である。
6)再読したいこのカテゴリこの三冊は次のとおり。
「密教的生活のすすめ」 正木晃 2007/11 幻冬舎
「スピリチュアル臨床心理学」こころがよくわかる 石川勇一 2005/11 クレイヴ
「超密教 時輪タントラ」 田中 公明 1994/11 東方出版
7)正木晃は実に注目すべきチベット密教の研究者である。この「密教的生活のすすめ」は、現代人、とくに若い世代に密教というものを身近に感じさせてくれる一冊である。
8)石川勇一は若手の心理学者だが、広範に、しかも「スピリチュアル」に周辺の事情をまとめている。ちょっと学術的に平衡感覚がありすぎて優等生的だが、なるほど、ここまで心理学の現場も来ているか、と納得の一冊。
9)田中公明の仕事も興味深い。特に「超密教 時輪タントラ」はチベット密教の究極に位置する部分の研究・解説だけに見逃せない。
11)凝縮しようとするのだが、中心部はやはり見えない。尾根に立って、中心部に思いを馳せる以外にない。
12)ケン・ウィルバーの「スピリチュアル・インテグラル」のインテグラルと、「チベット密教」の曼荼羅から、カテゴリ名をつくっている。トランスパーソナル心理学的煮詰めを使いながら、さて、何をインテグラルしようとしていたのか。それは自己である。
13)このカテゴリにおける成果は大きかった。転生魂・多火手の足跡がかなり明確になってきた。決定的と言える。ネットではあまりあからさまには書けない部分まで見えてきた。ここから前に進むには、個的な瞑想が欠かせなくなる。
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