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2011/11/11

地球人スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版<37>3.11後を生きるカテゴリについて

<36>よりつづく 


「地球人スピリット・ジャーナル」
ダイジェスト版

<37>「3.11後を生きる」カテゴリについて

1)「後」を生きる、ということは、「前」が問われる、ということと表裏一体であった。

2)飯沼勇義からスタートしたこのカテゴリだったが、なかなかOshoの方へとは向かわず、次第に過去のカテゴリの整理と集約に追われることとなった。

3)しかし、その中にあっても、宮沢賢治が一つの柱として立ち上がってきた。関連資料は限りがなく、どこまで読み込むかが問題となるが、それでも、周辺を散歩するうちに、概要と重要ポイントはわかってきた。

4)また地域環境主義=バイオリージョンのなかから、元国府であり被災者の仮設住宅であり、またエコタウンのモデル地区である「あすと長町」を具体例として、ひとつの場として見てみようという志向性がでてきた。

5)再読したいこのカテゴリこの3冊は次のとおり。

「仙台平野の歴史津波」 巨大津波が仙台平野を襲う! 飯沼 勇義 (著) 1995/09 宝文堂

「兄のトランク」 宮沢清六 1987/09 筑摩書房

「人や銀河や修羅や海胆は」 TheaterGroup“OCT/PASS”公演 石川裕人・作・構成・演出 2011/07~11

6)「仙台平野の歴史津波」は問題の書であり、多くの後だしジャンケンの本が出る中にあって、16年前から警告を発していた本である。また、それだけではなく、地域に関するキーワードが満載であり、当面はこの本に導かれながら、バイオリージョンを体験していきたい。

7)飯沼は、「3.11その日を忘れない」の中でも、賢治を高く評価している。

8)「兄のトランク」は賢治の弟の本だが、長くその出版や発掘にかかわった人だけに、賢治「後」あたりの示唆も貴重な者と思われる。賢治ワールドは、一歩足を踏みいれると、まさに奥が深く、迷い子にさえなりかねない。清六のナビは使いやすい。

9)「人や銀河や修羅や海胆は」は厳密には本ではないが、賢治いうところの芸術であり、被災地で多く公演されている。この11月、そして12月にも繰り返し公演される。可能であれば、これらも再観劇したいと思っている。

10)一つの方向性が見えてくると、勢い込み、もんどり返って突っ走ってしまう当ブログだが、暗礁に乗り上げないようにしながらも、「後」を生きる、という方向性がすこし見えてきたようだ。

11)書かれたのは2011/10~2011/11の、わずか一カ月間の間だった。

12) もう、こうなってくると、タイトルは何もつけようがなくなってきた。これ以上のものを思いつかなかった。でも、これでは、あまりにも振り回されることになるのではないか。

13)もともとの基本路線を忘れてはいけない。流れを忘れてはいけない。初心を忘れず。一体、自分はこのブログで何をしようとしていたのか。そこをキチンと思いださなければならない。

<38>へつづく 

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