地球人スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版<4>地球人スピリット・カテゴリについて
「地球人スピリット・ジャーナル」
ダイジェスト版
<4>「地球人スピリット」カテゴリについて
1)読書ブログとしてスタートしてみると、それでは何を中心に読書をすすめていくのか、ということが課題になってきた。我が家の奥さんの主なるテーマは小説にある。特に現在流行している若い作家たちが中心だ。最初、その本を寸借して読んでみたが、全然読めない。それぞれの好みはこれほど違うのかということを確認したにとどまった。
2)「ウェブ進化論」に刺激されてネット関連は意欲的に読み進めたが、じゃぁ、そのネットはどこを目ざすのか、あるいは、そのネットを使って、私は何処に行きたいのか、と考え始めた時、生まれてきたのは「地球」と「スピリット」という単語だった。
3)よかれあしかれネット文化はグローバリズムを推進する。ネットを歓迎する私としては必然的にまずはグローバリズムを受入れていく、という姿勢をとった。ただし、この単語は、文化や経済、政治などの上から、充分デリケートに扱われなければいけないだろう。
4)そのグローバリズムを象徴するものとして、「地球」は良い響きを持っていた。宇宙はちょっと広すぎる。両足を大地に着けて生きる「地球人」がもっとも標準になる時代が来る。日本人やアジア人という範疇ではなく、地球人という生き方が、まずは理想と思えた。
5)スピリットは、当時の流行語でもあったが、それは私自身が昔から愛用していた言葉だ。精神とか神とか、さまざまな近隣語があるが、スピリットはまさにその軽さと語感と普遍性から、臭みのない良い言葉だ。
6)ここに地球人スピリット、という単語ができた。でも、いまいち語呂がスッキリしない。地球スピリットとか、アーススピリットなどと言いかえてみたが、結局は、すこし長いがこのまま「地球人スピリット」を自分のブログのテーマに掲げた。
7)このカテゴリが書かれたのは2006/03/29~2006/12/21の期間。実際には、最初はどんどん書き流し、後から一つのカテゴリに放り込んだので、必ずしも統一性がない。ただ、心理学や芸術、小説や表現論などが雑然となっている中でも、よりスピリチュアリティが感じられるものを入れた。
8)再読したいこのカテゴリこの3冊で選んだのは次のとおり。
「ハリー・ポッター」シリーズ J.K. ローリング 1999/12 静山社
「秘伝カモワン・タロット」 フィリップ カモワン 2001/12 学習研究社
「天上のシンフォニー」 伯宮 幸明 2006/4/7 講談社
9)「ハリ―・ポッター」シリーズは当時の流行でもあり、奥さんのお気に入りでもあった。小説として読むのは完全に挫折したが、図書館から借りだしたDVDで映画としてみることができた。こういうのが流行っているんだな、という時代性に対するリサーチになった。
10)「秘伝カモワン・タロット」は古い友人の手ほどきを受けた。本格的なものではなかったが、私なりにタロットにはさわってきているので、大体の感覚はわかる。しかし、敢えて、ここでいくら源流に近そうだとはいうものの、カモワン流を一から学び直さなければならない、とは考える必要はなさそうだった。
11)「天井のシンフォニー」は、ネット上で話題になっていた作品である。Oshoが一部でてくる。こういう形での小説があるのだ、ということを認識した。そのストーリーは面白くないわけではないが、じゃぁ、それから・・・、というと根は決して深くはなかった。
12)読み返してみると、当時の自分が、一生懸命もがいている姿がよくでている。「ブログ・ジャーナリズム」と「地球人スピリット」というカテゴリが明確になってくると、それを繋ぐものとして、「ネットワーク社会と未来」というテーマが浮かび上がってきた。
13)「地球人スピリット」とはなにか、という再認識が必要となる。「地球人」、「スピリット」。ひとつひとつを、一歩前に進みながら、捉え直していこう。
14)このカテゴリで視聴したファンタジーは、また見てみたいと思う。
15)玉川信明シリーズにも目を通した。いろいろ批判があるが、いざ自分がまとめてみようとすると、中途半端な覚悟ではできることではない。せっかくのまとめがあるのだから、それを利用しない手はない。
16)図書館にいって、目についた本に手を出して、なにはともあれ読んでみるというスタイルが目立ったカテゴリである。
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