« 地球人スピリット宣言草稿<9>CONSCIOUSNESS | トップページ | OSHO ZEN TAROT <9>内側へ向かう(TURNING IN) »

2011/11/19

増補チベット密教 ツルティム・ケサン /正木晃 <7>

<6>よりつづく

「増補チベット密教」 <7>
ツルティム・ケサン /正木晃  2008/05 筑摩書房 
★★★★★

1)当ブログにおける「ジャンルを象徴する3冊」に残っている本書であれば、ぜひ再読はしておきたいと思っていた。そこに、ブータン国王の「龍発言」があり、一挙にこの本を読みたくなった。

2)ざっと再読して、やり残しているなぁ、と思ったことを列挙しておく。

a、「ミラレパの百万歌」 完読 
b、津田眞一
「反密教学」再読 
c、
「現代人のためのチベットの死者の書」再読 
d、
ツォンカパ追っかけ 
e、
「サンヴァラ系密教の諸相」の再読 
f、
700年前のチベットの確定 明確化 
g、
ナーガルジュナ(竜樹)の追っかけ
h、
「チベット密教の本」再読 
i、
チョギャム・トゥルンパ再読 
j、その他

3)本文は当然としても、巻末の「読書案内」のリストは多いに役だった。リストの殆どを読破したつもりだが、ひょっとすると、「増補」版になった時に、読書案内も増補になった可能性もあり、それはそれで再チェックが必要だ。

4)本文を読んでみて実に奥の深い、よくまとまった一冊だと感心する。さらに数年後に読書したら、もっと違う印象になるだろう。

5)当面、急いやろうと思うのは、a、b、c、の三点。他のは時間がある時に順次やろう。

6)それにしてもチベット密教は、もう、ある意味末期的な症状を示していると思わざるを得ない。津田眞一が「反密教学」で引導を渡そうとする意味が分かる。

7)現代人にとっは、もう手の付けようのない修業体系となっており、グローバルな地球人スピリットを模索する立場とは、これだけの業績を上げたことについては敬意を表しつつ、新たなる始まりに期待する以外にない。

8)グローバルな現代地球人にとっては、もっとお手軽な瞑想法が必要でしょう。

<8>につづく

|

« 地球人スピリット宣言草稿<9>CONSCIOUSNESS | トップページ | OSHO ZEN TAROT <9>内側へ向かう(TURNING IN) »

35)センダード2011」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 増補チベット密教 ツルティム・ケサン /正木晃 <7>:

« 地球人スピリット宣言草稿<9>CONSCIOUSNESS | トップページ | OSHO ZEN TAROT <9>内側へ向かう(TURNING IN) »