負げねっすよ、釜石 鉄と魚とラグビーの街の復興ドキュメント 松瀬学
「負げねっすよ、釜石」 鉄と魚とラグビーの街の復興ドキュメント
松瀬学 光文社 2011/10 単行本 228p
Vol.3 No.0549★★★★☆
1)「2019年(ラグビー)ワールドカップを釜石で開催したい。元気に復興した証として、世界中に釜石を発信したい。」表紙見返し
2)ホントかよ、と思う。そんな簡単なにいくかよ、と思う。でも、そういう常識があるからこそ、この本のタイトルがあるのだろう。「負げねっすよ、釜石」。
3)現在の市長は、古い知人である。若い時分に、一緒にアメリカオレゴンのコミューン活動に参加した。あの頃、まさか、今回のこのような運命が待ち構えているとは、誰も想像すらできなかっただろう。
4)それぞれの立場がある。ラガーはラガーのファイトがある。きっと復興するに違いない。
5)そして、コミューンに夢を持ったものには、やわらかいハートがある。いずれも、必要だ。
6)釜石が、ファイトに溢れ、暖かいハートに満ち足りた町として復興しつづけていくことを願う。
7)車で行ってはみたけれど、所詮、通りがかりの者にできることなど限られている。
8)しかし、今は「負げねっすよ、釜石」というボールを、しっかりと受け止めておく。、
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コメント
息子夫婦一家が釜石支援に赴いてから、一年近くなる。元気になれよ、釜石。
投稿: bhavesh | 2014/03/08 22:37