OSHO ZEN TAROT<23> RIPENESS(熟すこと)
<22>よりつづく
OSHO ZEN TAROT <23>
76. RIPENESS(熟すこと)
瞑想があなたに、どんな夜にも輝く光をもたらすようになって初めて、死さえもあなたにとっては死ではなく、神性への扉になる。あなたのハートのなかの光で、死そのものがひとつの扉へと変容され、あなたは宇宙のスピリットに入る。
あなたは大海とひとつになる。そして、この大海のような体験を知るようにならないかぎり、あなたは無駄に生きてきたことになる。
今がつねにその時だ。そして、実はつねに熟している。あなたは勇気をだして、自分の内なる森へと入っていけばいいだけだ。実はつねに熟しているし、機はつねに熟している。今はその時ではないということなどない。Osho A Sudden Clash of Thunder Chapter 6
解説:
果実は熟すと、おのずと樹から落ちます。あるときは樹の枝の生命の糸にぶら下り、活力に満ちたジュースではち切れんばかりですが、次の瞬間には落ちてしまいます——。それは無理やり落とされたり、ジャンプしようとしたからではなく、実が熟したことを樹が知って、ただ落ちていかせたからです。
リーディングでこのカードが現われたときは、あなたには自分の内なる豊かさ、「ジュース」を分かち合う用意ができていることを示しています。あなたがしなければならないことは、まさに自分のいるところでリラックスし、それが起こるのを喜んで迎えることだけです。
この自分自身を分かち合うこと、自分の創造性が広がることは、多くのやり方で訪れます——仕事、関係性、日々の生活体験のなかで。あなたの側で特別な用意や努力をする必要はありません。すでに機は熟しているからです。Copyright © 2011 Osho International Foundation
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