よだかの星 虔十公園林 名作ビデオ絵本 宮沢賢治
『よだかの星』 『虔十公園林』 名作ビデオ絵本 第二期16巻
作:宮沢賢治 朗読:左時枝 絵:伊藤正道 朗読:新沼謙治 絵:若林常醉 企画:中田実紀雄 1993 VHS 50分 編集:NHK 制作協力:NHKエンタープライズ 企画・制作・発行:株式会社ピーマンハウス 発売元:株式会社放送映画製作所
Vol.3 No.0562★★★★★
1)「よだかの星」は、なんだかイジメのお話のようで、ちょっと悲しくなった。あれじゃぁ、誰だって、星になりたくなってしまう。だけど、星になるのだって大変だ。何年もかかるし、金もかかる。だけど、「よだか」と呼ばれた「みにくい鳥」はついに星になる。
2)「虔十公園林」の虔十(けんじゅう)とは、宮沢賢治のけんじをもじったものだったのではないだろうか。なるほど、賢治はまさに虔十そのものだったのかもしれない。杉など植えても大きくなるはずのない粘土の土地に、700本の杉を植えた。
3)知っているはずだと思っている賢治のお話なのだが、ビデオの絵本となり、左時枝や新沼謙治のナレーションで賢治の世界に入ると、また新たなる感動が湧きおこる。
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