地球人スピリット宣言草稿<19>プロジェクト567
「地球人スピリット宣言草稿」
<19>プロジェクト567
このことについては、いくつか補助書きしておかなくてはならない。その経緯とシステム、そして、その方向性について。
ある時、個展を開いた人から作品の寄贈のお話があり、メインの作品である「ホワイトターラー」の絵をプレゼントしてくれたのであった。思いもかけぬ申し出になんとお礼したらよいかわからないままにいた。
これはもう、私の56歳と7ヵ月のお祝いにいただいておきます、とお答えしたところ、彼女にはピンときたらしい。その数字こそ、プロジェクト567のベースである。
数年前から、そのことを予知して、私はなるべく自分のスケジュールをフリ―にしてきた。とくに、なりゆきで引き受けてきたボランティア活動などを、とりあえず一旦休止にしておいた。
それはだいぶまえからの、自分の人生の組み立てでもあった。29歳、というタイミングと、56歳と7ヵ月、というタイミングは、自分の人生における大きな二つの敷居であった。
そのことを意識した時、私の身の上に、このタイミングで何がおきるのか注意深く生活するようにした。他人にとってはたわいのないことだが、結構面白いことがいくつか身の上におきていた。
ちょっと前に、車が壊れた。もっとも11年も乗っていた車だからいずれは壊れるとは思っていたが、このタイミングで壊れるかという劇的な壊れかただった。結局我が家にはベーシック・ハイブリッド車がやってくることになった。エコカー減税活用の、ホントの最後の最後のタイミングだった。
あるいはケータイを変えた。すでに6年も使っていたケータイではあったが、仕事用の、しかも待ち受けを中心とした使い方であれば、古いムーバ機で十分なのであったが、どうやらムーバ機も終了するらしい。
そんなタイミングで、スマートフォンに換えた。これがかなり格安に使える機種で、端境期に出現した結構本格的なアンドロイドだ。これがなかなか面白い。それこそポケットコンピュータ時代の到来だ、と思わせてくれた。
図書館の利用も爛熟期を迎えていた。ネットワークのオンライン化も進んで、活用の範囲もかなり広くなった。「2001年宇宙の旅」のワンシーンに似ているので、中央図書館の閲覧室がえらく気にいりはじめていた。
そんな時、ある土地の利用が浮上した。森の中のかなり広いスペース。そこにエコビレッジを夢想した。「森の生活」のイメージをほうふつとさせる。
そして、春から分かっていたことだが、この出来ごとの中に加えるとするなら、私にはこのタイミングで孫ができる、ということであった。
これらのことをランダムに並べてみると、どうもそれぞれ何かに対応しているようでもあるが、7が欠けていた。そして、さらに、このタイミングで起きたのが3.11である。そこで、7に3.11を加えてできたのが、次のような構図である。
1)エコビレッジ
2)ハイブリッド車
3)メディア・テーク
4)孫たち
5)スマートフォン
6)ホワイトターラー
7)3.11
かなりゴリ押しのガラガラポンなので、他人には何が何だかわからないだろうが、それはそれでいいのだ。いずれ、ひとつひとつについて書くこともあろう。この7つの要素をより関連化させて、活性化していくのが、プロジェクト567なのである。
そして、大事なことは、1~7の中心は4である、ということである。
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