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2012/01/15

ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛

<第1章>からつづく 


「ナルニア国物語」第2章:カスピアン王子の角笛
発売日: 2009年11月18日 ・発売元: ウォルト・ディズニー・ジャパン ・販売元: ウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント ・ディスク枚数: 1枚(DVD1枚) ・収録時間: 140分 ・映像特典内容: 監督・キャスト コメンタリー(監督,ウィリアム・モーズリー,アナ・ポップルウェル,スキャンダー・ケインズ,ジョージー・ヘンリー,ベン・バーンズ)
Vol.3 No.0586★★★★★

 第1章:ライオンと魔女」から何年が経過したことになるのだろう。ストーリーでは一年後のようではあるが、「ハリーポッター」シリーズと同じように、子どもたちの成長が激しい。前作のような無邪気な感じだったら、また別なイメージの作品になっただろう。

 伝説、神話、言い伝えなどの中に、大きな真実が隠れていることも多く、特に、今回の3.11などでも、津波のことなどほとんど伝説や神話として語られていたことが、実は、史実であった可能性が高い、ということが分かってきた。

 ナルニア国物語は、子どもたちの夢、そして、その夢の中で語られる伝説、というものが大きなファクターとなっている。しかし、その伝説や神話が、単にフィクションというだけではなく、超意識がもたらした普遍性のあるものとして存在し、集合的超意識となって多くの人々を動かし、やがては、宇宙意識として森羅万象と共鳴さえし得る、可能性を示している。

 実は、当ブログには当ブログなりの神話を抱えている。それはブログとして書き始めるまでは、あまり意識されなかったのであるが、ひとつのプラットフォームの上にフラットに並べてみると、実はあらぬ物語を持っている可能性が浮上している、ということである。

 それらは総体的にはすでに書き出されていることであるが、煩雑性の中に埋もれてしまっていて、関連づけてストーリーを紡ぎだすことが、やや難しくなっていたりする。しかし、それでは当ブログがスタートした意味がないので、やがては、一つのコンパクトなストーリーとして掘り出される必要がある。

 ナルニア国物語の中の伝説や神話に、普遍性を感じ、森羅万象とさえ共鳴し得る神秘が隠されているとすれば、今から、ここで浮かびあがってくるひとつの伝説にも、宇宙超意識とつながり得る真理が隠されている可能性がある。

 そのような可能性を喚起する瞑想のひとつとして、このDVDを見ることができたとするならば、このファンタジーは極めて有用な物語であった、ということになる。

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