プロメテウスの罠 原始村に住む 福島川内村 漠原人 朝日新聞<2>
「プロメテウスの罠」 原始村に住む <2>
福島川内村 漠原人 朝日新聞 2012/02
★★★★★
所用で友人宅を尋ねたら、この新聞の記事のことが話題になった。朝日新聞をとっているらしく、3日分の記事を読ませてもらった。1日目の記事はともかくとして、2日、3日目の記事は必ずしも、当ブログの関心を引っ張ってくれる内容ではなかった。
ふと気がつくと、東京電力のホームページに「当社関連報道について」として、2月9日づけで、「朝日新聞朝刊連載『プロメテウスの罠』について」というアナウンスが載っている。今回の「原子村に住む」が始まる前の記事に対するコメントのようだが、末梢的な訂正のようで、マスコミと資本の葛藤ぐらいにしか見えない。
さて、今日は4日目で、どんな記事になっているのだろう、と気になるところだが、まぁ、そのうちまとめて読むこともあるだろう。
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とここまで書いたあと、ずっと止まっていた。記事の進行は、原発と木村さん中心で、なかなか獏のほうに来なかった。それが、2月17日あたりから、ようやく獏原人のほうに向かい始めたようだ。
この間、当ブログにおいては、獏原人の開発メンバーのひとりである須貝アキラの追悼集「足に土」(やまびこ編集室1998/9)の読み込みばかり進んでしまった。
「獏原人村の祭りに友人が連れて行ってくれたんです。すごい所があるんだよ、と」1999年夏。福島県川内村に行った木村俊雄(47)は驚いた。風見正博(61)の家には電気がなく、水は山から引いていた。「でもこれが楽しいんだよ」と話す顔が輝いていた。原発で働く自分とは全く逆の生き方だった。木村は東京電力の社員だと名乗れなかった。「朝日新聞」2011/02/18プロメテウスの罠 原子村に住む<11>「目標 自然に還る」
「足に土―原人・アキラ 須貝 アキラ 追悼集」(やまびこ編集室 1998/9)p111
この写真は、杉村さんが映っているから、1977年当時の山梨県ひまわり農場での一こまだろうか。マサイとともに、三省、アキラが映っている。木村さんが獏を訪ねたのは、更に20年後のことだった。
宅配新聞を取らなくなってから、あっと言う間に5年が経過してしまったが、今回、ひさしぶりに次の日の新聞を読みたいな、と待ち遠しい気分になった。でも、それは、逆にいうと、新聞を超える情報を手にいれる方法が、ネットなどで代用できるようになって、久しい、ということでもある。
1999年時において、獏原人には新聞は届いていなかっただろうが、ネットも通じていなかっただろう。そもそも電気がないのだから、パソコンも使えていなかったのではなかろうか。ふう、溜め息がでるような暮らしぶりだ。
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