OSHO ZEN TAROT <39>GUIDENCE(ガイダンス)
OSHO ZEN TAROT <39>
70. GUIDENCE(ガイダンス)
あなたがガイダンスを求めなければならないのは、自分の内なるガイドは自分の内側に隠されていることを知らないからだ。あなたはその内なるガイドを見つけださなければならない。それこそ、あなたの観照と私が呼ぶものだ。
それこそ、あなたの"ダルマ"と私が呼ぶものだ。それこそ、あなたにもともと内在するブッダと私が呼ぶものだ。あなたはそのブッダを目覚めさせなければならない。そうすれば、あなたの生は祝福を、恩恵を降らせるようになる。
あなたの生は善きことで、神々しさで、素晴らしく輝きを放つようになる。あなたの想像をはるかに超えて——。それはほとんど光のようだ。あなたの部屋は暗い。ちょっと光を持ち込むがいい。小さな蝋燭(ろうそく) ですら役に立つ。
それで暗闇全体が消える。そして、いったん蝋燭を手にしたら、どこに扉があるのかわかる。「扉はどこだろう?」と考えなくていい。扉はどこだろうと考えるのは、目の見えない人たちだけだ。目のある人たちは、光がそこにあるのだから、考えたりしない。
「扉はどこだろう」と、一度でも考えたことがあるかね? あなたはただ起き上がって、出ていくだけだ。どこに扉があるのか、少しも考えない。扉を探して手さぐりしはじめたり、壁に頭をぶつけだしたりしない。あなたはただ見るだけだ。そして、思考のかすかな動きすらない。あなたはただ出ていくだけだ。Osho God is Dead: Now Zen is the Only Living Truth Chapter 7
解説:
このカードの虹色の翼をもつ天使の像は、私たちひとりひとりが内側に宿しているガイドを表わしています。このガイドがやって来ても、私たちは背後にいる二番目の人物のように、少し信頼が欠けてしまうことが時々あります。それは、私たちが内側からではなく外側からきっかけをつかむことに慣れてしまっているからです。
あなた自身のもっとも深い実存の真理が、まさに今どこに行けばいいのかをあなたに示そうとしています。そして、このカードが現われたときは、あなたは与えられている内なるガイダンスを信頼することを意味しています。それは囁くように話しかけ、時として私たちは、正しく理解したかどうかわからずに、躊躇してしまうこともあります。
それでも、示されていることははっきりしています。内なるガイドに従うことで、あなたはもっと全体的な感じが、もっと統合された感じがしてきます。まるで自分の実存の中心そのものから外に向かって動いているかのように——。もし、あなたがそれと共に進んだら、この光線が、あなたの行く必要のあるところへ正確に連れていってくれるでしょう。Copyright © 2012 Osho International Foundation
| 固定リンク
「34)地球人スピリット宣言草稿」カテゴリの記事
- 足に土―原人・アキラ 須貝 アキラ 追悼集 <7>(2012.02.16)
- 宮沢賢治祈りのことば 石寒太 <3> 悲しみから這い上がる希望の力(2012.02.16)
- デクノボーになりたい 私の宮沢賢治 / 山折哲雄(2012.02.16)
- 宗教詩人 宮沢賢治―大乗仏教にもとづく世界観 丹治 昭義(2012.02.15)
- OSHO ZEN TAROT <43> RECEPTIVITY(受容性)(2012.02.15)
コメント