被災、石巻五十日。霞ケ関官僚による現地レポート 皆川治
「被災、石巻五十日。」 霞ケ関官僚による現地レポート
皆川治 2011/12 国書刊行会 単行本 238p
Vol.3 No.0615★★★☆☆
たまたま妻の父の葬儀で石巻にいた時に被災した「霞ケ関官僚」による、現地からのレポート。現地から政府にダイレクトに報告していたので、貴重な情報源として政府内では皆川レポートとまで呼ばれたという。そのまとめ。
あれだけの体験だったので、レポートというのは、その体験者の数だけあるわけだし、ことさら「霞ケ関官僚」というバッチを光らせて語られても、ほう、そうですか、と、すこし拗ねた気分になる。
例えば、太田圭祐「南相馬10日間の救命医療」なんかには、かなり感動しながら読み耽った自分なのに、こちらには、結構冷たい。この手の肩書に対しては、普段から違和感を持っているからだろうか。
ただ、レポートはレポートなので、いますぐに役だたなくても、数少ない専門職のレポートなので、時機が来れば、一級の資料として読んでみたいと思う時がくるかもしれない。
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