スティーブ・ジョブズ奇跡のスマホ戦略<1> 石川温
「スティーブ・ジョブズ 奇跡のスマホ戦略」<1> ポスト・Jobsのプラットフォーム戦争の勝者は?
石川温 2011年12 エンターブレイン/角川グループパブリッ 単行本 255p
Vol.3 No.0616★★★☆☆
昨年2011年の10月にジョブズが亡くなったことで、にわかにジョブズ・ブームが起きており、書店などでは平積みの関連書籍が続いている。かくいう当ブログは、マック派でも、スマホ派でもないので、普段は、できるかぎり、その手のコーナーは避けてあるいている。
当ブログとしては、たまたま手にとった大谷和利「スティーブ・ジョブズとアップルのDNA」をめくり、さっさとレインボー評価を付与して、この件は、一件落着としたのだった。しかしながら、またお手軽にこのような本があると、ついつい手が伸びてしまうというのも本当のことだ。
しかたなく(笑)、とりあえずめくってはみたが、やはり、一読者、一ユーザーとしては、これらの雑多な世界は、まあ、いいでしょう、ということで、なかなか中に入っていくことはできない。
たしかにスマホやポケットWiFiやテザリングなど、実際に自分の環境に必要な装備の最新情報は気になるが、それらの開発者でもなければ、紹介者でもないので、いちいち気にしている必要はない。開発され、提供が開始されれば、自らのニーズと負担の比率を比較しながら、活用するかどうかを決定すればいいだけだ。
ただ、ここに来て、自分の、当ブログの、この分野に対する、なんと覚めた態度のことよ、と驚くことがある。かつては、トフラーの「第三の波」に感動し、IT関連を、当ブログの3本柱の一つとして、いちいち最新情報を追いかけていたことを思えば、その変貌は、かなり急だな、と自分でも思う。
エレクトロニック・コテッジなどというトフラーの概念も、すでに陳腐化しており、いまや、完全に、情報が、世界がポケットに収まってしまった時代なのである。プロシューマーなどという概念も、ある意味、当たり前のこの時代である。
この勢いが続けて、はてさて、10年先、20年先には、どのようなものがでてくるのか、専門外の当ブログには想像もできない。しかして、そのコンテナの変貌ばかりではなく、利用状況の作用による「アラブの春」のような「効果」が、今後どのように噴出してくるのか。そちらの方に関心がよりいくようになっている。
ひさしぶりに、コンテナ、コンテンツ、コンシャスネス、の三コンを思い出した。そして、当ブログは、コンテナもコンテンツも、おっかけるのはそこそこにして、主軸は、コンシャスネスにおき始めているのだ、ということを、あらためて確認した。
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