もし、日本という国がなかったら ロジャー・パルバース <1>
「もし、日本という国がなかったら」 <1>
ロジャー・パルヴァース/坂野由紀子 2011/ 12集英社インターナショナル/集英社 単行本 314p
Vol.3 No.0624★★★★★
よくできた現代版の日ユ同祖論。これで懐をひろげてしまってはいけない。うしろには、トロイの木馬が控えている。宮沢賢治を日本人という概念に押し戻してはいけない。賢治を日本の代表的作家などと評価させてはならない。
この本のタイトルのあとには、たくさんのフレーズを連想することができる。だが、そもそも、この発句がまちがっている。日本も、国も、すべて、後ろにおいて、もっと前にあるきださなくてはならない。
おなじアメリカ人で日本にきて、賢治を評したパルバースとスナイダーを並べてみるとおもしろい。結局はパルバースはユダヤ人だ。きわめて巧みな狡猾さをもっている。
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